1つのUSB 2.0ポートで4台のIDEデバイスを使えるようにするというインターフェイス変換基板「X4HD-USB2.0」が玄人志向から登場した。実売価格は9,800円~9,979円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
基板上に4つのIDEコネクタなどを備え、一見すると単なるインターフェイス変換アダプタのようにも思えるこの「X4HD-USB2.0」だが、実際に使用するにはAT/ATX電源のほか、基板本体とドライブ機器を収納するためのケースが別途必要。結局のところ、「X4HD-USB2.0」専用の電源付きPCケースを1台用意するのが一番手っ取り早い、ということになる。
基板にはmicroATXフォームファクタに合わせてマウンティングホールが開けられているので、一般的なPCケースであれば簡単に搭載できる。電源ケーブルは基板上のAT/ATX電源コネクタとドライブ機器に接続する形になるが、マニュアルが付属していないため電源のON/OFFをどのように行うかは不明だ。ただ、基板の隅にあるヘッダピンがAT/ATX電源コネクタ付近まで伸びており、おそらくこれがスイッチ用のヘッダピンではないかと思われる。なお、1つのIDEコネクタに接続できるデバイスは1台のみとなっている。
付属品は、IDEケーブル4本、ケース内にUSBケーブルを引き込むブラケット、USBケーブル、ドライバCD。
USBポート1つに4台のIDEデバイスが接続できるという製品コンセプトはなかなか秀逸。余っている電源付きのPCケースを何かに流用したいという人にもちょうどいいかもしれない。
□X4HD-USB2.0(玄人志向)
http://www.kuroutoshikou.com/products/henkan/x4hd-usb2.0fset.html
| (玄人志向 X4HD-USB2.0) |
[撮影協力:コムサテライト3号店]