【 2003年6月21日号 】
VIAがEPIAシリーズのイベント実施、Pentium 4版の予定も
C3 NEHEMIAH聖誕祭 C3 NEHEMIAH聖誕祭
C3 NEHEMIAH聖誕祭 C3 NEHEMIAH聖誕祭
C3 NEHEMIAH聖誕祭 C3 NEHEMIAH聖誕祭
C3 NEHEMIAH聖誕祭 C3 NEHEMIAH聖誕祭
 VIAの代理店であるユニティコーポレーション主催のイベント「C3 NEHEMIAH聖誕祭」が21日(土)にコムサテライト3号店の店頭で行われた。これはVIAのCPUであるC3や、C3オンボードのMini-ITXマザーボードEPIAシリーズを中心とした製品紹介イベントで、VIA本社の日本営業担当者も参加して、既存製品の紹介のほか今後の新製品予定なども明らかにされた。

 EPIAシリーズはファンレスモデルの存在もあって日本では人気が高く、会場には多くの人が集まった。イベントでは簡単なC3の歴史紹介に続いて、EPIAシリーズの紹介が行われ、17cm×17cmという小型フォームファクタの先駆者であること、日本では省スペース兼静音PCの用途で強く支持されたことを強くアピール、最新のロードマップを紹介しながら、このシリーズを今後も積極的に展開していくとの姿勢が強調された。

 EPIAシリーズの最新ロードマップで明らかにされた今後発売される予定の新製品は「EPIA-M2」「EPIA-CL」「P4ITX」の3モデル。「EPIA-M2」は既存の「EPIA-M」をベースに、CardBus対応とオンボードCFスロットが追加された高機能モデルで、「EPIA CL」はLANポートを2つ持つほかにシリアルポートを4つ持つ業務用モデル。「P4ITX」はC3オンボードではないため厳密にはEPIAシリーズからは外れるが、Pentium 4を搭載できるSocket 478対応のMini-ITXマザーボードということで、とにかく小さいハイパフォーマンスPCを作りたいという人から注目を浴びそうだ。ただし、今のところ詳細な仕様は不明。3モデルとも8月前後に発売になる予定という。

 また、ユニティコーポレーションが扱う予定のPCケースとして、「SOUND BOX」というキューブ系PCケースも紹介された。リモコンでの操作が可能なAV志向の製品で、やや大き目の液晶パネルをフロントに装備し、PCの電源を入れずに音楽CDなどが簡単に再生できるという。ケース本体のほか電源もアルミ製で統一し、デザインに統一性をもたせたスピーカーのオプションも用意されている。

 VIAの日本営業担当KELLY氏による参加者からの質疑応答や、プレゼント付きのじゃんけん大会なども行われ、イベント会場はそれなりに盛り上がりを見せた。VIAの日本市場に対する力の入れようやEPIAシリーズの日本での人気の高さが、こうした状況で証明されたと言ってもよさそうだ。

□C3 NEHEMIAH聖誕祭(ユニティコーポレーション)
http://www.unitycorp.co.jp/other/event.html#via_seitan
□VIA EPIA Mainboard(VIA Technologies)
http://www.viavpsd.com/product/epia_mini_itx_spec.jsp?motherboardId=21

 (VIA EPIAシリーズ)
 (VIA C3シリーズ)

[撮影協力:コムサテライト3号店ユニティコーポレーション]


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