前面のドライブベイ部分が隠せるスライド式カバーを備えたSocket 478対応キューブ系自作PCキット「iDEQ 200S」がBIOSTARから登場した。実売価格は22,980円~26,770円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
前面の5インチ/3.5インチの両ドライブベイをそっくり覆うスライド式カバーを装備しているのがこの「iDEQ 200S」の特徴。光学ドライブのトレイと連動する開閉カバーとは異なり、メディアの挿入時などは手でカバーをスライドさせる必要があるが、カバーを閉じたときのフロントパネルは非常にフラットな印象で、ルックス視派の目を惹きそうだ。
主な仕様は、採用マザーボードが同社製P4SBA(SiS651+962チップセット、FSB 533MHz対応)、スロット数がAGP×1、PC1×1、DDR333対応DIMM×2。VGA、サウンド(S/PDIFコネクタ搭載)、LAN、USB 2.0、IEEE 1394などの機能を装備している。
星野金属が光学ドライブのトレイと連動する開閉カバーを採用した例もあり、キューブ系PCケースの外観上の最大の欠点であるドライブとケースのカラーミスマッチ問題が、ようやくケース側の対処で本格的に解決する方向に向かいはじめたようだ。
□iDEQ 200S(BIOSTAR)
http://www.biostar.com.tw/products/barebone/ideq200s.php3
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【2003年7月19日】ドライブベイ開閉カバー採用の自作キューブPC「TiPO」が発売
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20030719/etc_tipo.html
| (BIOSTAR iDEQ 200S) |
[撮影協力:フェイス秋葉原本店]