【 2003年7月19日号 】
Pentium 4リテールパッケージが変更に、シュリンクラップ廃止
新リテールパッケージ新リテールパッケージ
新リテールパッケージ新リテールパッケージ
 今週から新しいパッケージング仕様を採用したPentium 4リテールパッケージ品が出回り始めている。シュリンクラップが廃止されるなど外見的に大きく変わっている部分もあるので、店頭で戸惑わないよう、予備知識として頭に入れておきたいところだ。

 新パッケージはシュリンクラップがなく、紙製の外箱が剥き出しの状態となっている。そのため、知らずに初めて見る人の中には、開封済みの中古品かと勘違いする人も出てきそうだ。外箱の開封方法も、お菓子の箱などと同様、プルタブを引っ張ってミシン目に沿って切るという方法に変更され、開封口の角には箱を開けたかどうかが判別できる特殊なシールが貼られている。従来に比べ、開封済みかどうかがはっきりと分かるようになったのが特徴だ。また、動作クロックやコア電圧などの仕様が書かれた外箱側面のシールも、剥がせないタイプに変更されている。

 米国時間の1日(火)に公開されたPCN(Product Change Notification)では、Pentium IIIやCeleron、Xeonなども同様のパッケージに切り替わっていくとされている。

 新パッケージは、開封時に外箱を切らなければならず、中には嫌う人もいるかもしれないが、中身をすりかえたりしたリマーク品の防止につながるのも確か。多くの消費者、ショップなどにとっては歓迎すべき動きといえるだろう。

□Package Change for all Boxed Intel Processors(Intel)
http://developer.intel.com/design/pcn/Processors/D0103407.pdf

 (Intel製CPU)

[撮影協力:コムサテライト3号店]


[前の記事]: Pentium 4最上位モデル3.20GHzの単体販売がようやく「解禁」
[次の記事]: ドライブベイ開閉カバー採用の自作キューブPC「TiPO」が発売

[ Back ]戻る  

Copyright (c) 2003 Impress Corporation All rights reserved.
E-Mail:akiba-pc-info@impress.co.jp