【 2003年8月9日号 】
	その他のニュース

• Leadtekから256MBのGeForce FX 5900搭載カードがデビュー
  

  GeForce FX 5900搭載ビデオカードでは初のビデオメモリ256MB版となるLeadtek製「WinFast A350 TDH MyVIVO」が発売となった。実売価格は53,780円～53,800円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。GeForce FX 5900搭載カードはこれまでビデオメモリ容量が128MBの製品のみが登場しており、256MB版はこの「WinFast A350 TDH MyVIVO」が初めて。同容量の同社製GeForce FX 5900 Ultra搭載カード「WinFast A350 Ultra TDH MyVIVO」に比べて若干安く、コスト重視派は注目といえるだろう。搭載コネクタはVGA、DVI-I、テレビ入出力の3つで、先月中旬に登場した「WinFast A350 Ultra TDH MyVIVO」と同様に、独自冷却機構「WinFast TwinTurbo-II Cooling System」の採用により1スロット仕様を実現しているのも特徴のひとつだ。 □WinFast A350 TDH MyVIVO（http://www.leadtek.com.tw/3d_graphic/winfast_a350_tdh_myvivo_1.shtml）

• PCカード型のMPEG-1/2ハードウェアエンコーダが発売に
  

  PCカードサイズでハードウェアMPEGエンコーダを搭載したキャプチャカード「MonsterVR Mobile」がエスケイネットから発売された。実売価格は19,280円～19,800円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。ハードウェアエンコードタイプのキャプチャカードは、デスクトップ用のPCIカードタイプが一般的で、今回のようなノートPC用のPCカードタイプはなかなか珍しい存在。MPEGエンコーダは松下製の「MN85572」で、MPEG-1/2形式による動画やBMP/JPEG形式による静止画のキャプチャが可能だ。動画の最大対応解像度は720×480ドット（CBR/VBR対応）。インターフェイスはPCカード Type II（5V）に対応している。主な付属品はAVケーブル（コンポジットビデオ/S-Video/左右音声）、ドライバ/アプリケーション/添付ソフトCD-ROM（DVD MovieWriter2 SE付属）。なお、動作環境のCPUはMobile Pentium 4、Pentium M、Athlon XP-Mなどの1Gz以上とされているので、ハードウェアエンコードタイプのキャプチャカードとはいえクロックの低いノートPCを使っている人は要注意だ。 □MonsterVR Mobile（http://www.sknet-web.co.jp/sknet/goods/VideoCapture/movrm.htm）

• 300W容量でSerial ATA対応のSFX電源が2モデル登場
  

  電源容量を重視する小型PCのユーザーにとっては注目といえる300WタイプのSFX電源が2機種発売となった。実売価格はラクーンの「FP-300U SFX」が8,480円、タオエンタープライズから発売になったTOPOWER製の「TOP-300SX」が9,480円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。これまでに販売を確認しているSFX電源の最大容量は250Wで、両製品ともそれを上回っており、さらに「TOP-300SX」についてはパッケージに「ピーク値（1分間）360W」という記述もある。両製品ともSerial ATA対応の電源コネクタを装備している特徴もあるが、コネクタにはGND、12V、5Vの3種類のケーブルのみが接続されており、Serial ATAインターフェイス規格で定められている3.3V電圧は供給できないものと思われる。また、両製品とも一般的なSFX電源に比べ、筐体の奥行きが数センチほど長くなっている点にも要注意。「ケースにより取付けできない場合がありますのでご注意ください」という注意書きをPOPに記しているショップもある。 □FP-300U SFX（http://www.raccoon.jp/e_product/cgi/prod_detail.asp?prod_id=1346）

• ネオン管付属で点滅制御可能なファンコントローラが発売に
  

  ファン回転数のほかにネオン管の点滅が制御できるというユニークな5インチベイ内蔵型ファンコントローラ「NXP-301」がVANTECから発売された。ネオン管は2本付属している。実売価格は5,980円～6,980円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。「NXP-301」は3つのダイヤルで3基のファンの回転数が制御できる（電圧を0～12Vに調整）だけでなく、音に反応して点灯するネオン管の制御も可能というのが特徴だ。パネル右端の「LIGHT CONTROL」と書かれたダイヤルで、センサー（ダイヤル右にある穴）の音感レベルの調節が可能。ダイヤル「OFF」に合わせれば消灯（電源オフ）に、「ON」に合わせれば常時点灯に設定できる。ネオン管は2本付属している。ダイアルの周囲が緑に光るのも特徴で、手軽に手持ちのPCケースをライトアップしてみたいという人にも最適といえそうだ。 □NXP-301（http://www.vantec.com.tw/nxp301.html）

• オーバークロック仕様のPC4200メモリが近日登場、GeIL製
  

  533MHz駆動の「PC4200」への対応をうたったGeIL製DDR SDRAMモジュールが近く販売スタートとなる予定だ。USER'S SIDE本店がメモリ価格表に「近日入荷予定!!」として予価を表示しており、価格はいずれも2枚単位で、256MBモデルが29,800円、512MBモデルが56,800円。モジュールは「オーバークロック仕様」（同店）のもので、同社Webサイト上の製品情報によると、3.5ns動作の同社製メモリチップからクロック耐性の特別高いチップだけを選別して搭載しているという。その他の主な仕様は、ECCなし、Unbufferedタイプ、銅製ヒートスプレッダ装備。とにかく高速なメモリを使いたいという人は、これで記録更新となるPC4200の世界最速メモリに注目だ。 □GL4200DC（http://www.geilusa.com/proddetail.asp?linenumber=24）

Copyright (c) 2003 Impress Corporation All rights reserved.
E-Mail:akiba-pc-info@impress.co.jp