【 2003年8月23日号 】
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• 腕時計型USBメモリがUSB 2.0対応で新登場、デザイン変更なし
  

  USB 2.0に対応したアナログ腕時計型USBフラッシュメモリ「LAKS memory-USB2.0」が日本ポラデジタルから登場した。販売されているのはメモリ容量が128MBのモデルで、実売価格は11,399～12,800円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。「LAKS memory-USB2.0」は6月に日本トラストテクノロジーから発売されたUSB 1.1対応のアナログ腕時計型USBフラッシュメモリ「MEGA MEMORY WATCH」の上位モデルともいえる製品。両者に形状やデザインでとくに大きな違いは見当たらず、バンド部分にUSBケーブルを収納するといった構造も同様だ。ただ、見た目に真新しさがないとはいえ人気の高さは相変わらずで、コムサテライト3号店では入荷したものの予約分だけで完売したという。なお、このほかメモリ容量が32MB、64MBのモデルも用意されており、日本ポラデジタルでは32MBモデルを29日(金)に発売する予定としている。 □LAKS memory-USB2.0（http://www.poladigital.co.jp/product/laks/）

• USBメモリにボールペン型が登場、インクの取替えも可能
  

  腕時計型に続くUSBフラッシュメモリの変り種が登場、今度はボールペン型のその名も「Pen Style USB Drive」だ。サンコー有限会社から発売されたこの「Pen Style USB Drive」は、高級ボールペンのようなルックスが特徴のUSB 1.1対応のフラッシュメモリ。本体はボールペンとUSBフラッシュメモリの2ピース構造で、メモリ部分は数回回すと外れるようになっている。ボールペン部分はインクの交換も可能だ。また、PC用の周辺機器らしからぬ高級感のある化粧箱をパッケージとして使っているのもユニークな点。普段の仕事に活用するのはもちろんだが、PCを持っている知り合いへのちょっとしたプレゼントにも最適かもしれない。なお、ペンの頭の部分にはアクセスランプが用意されている。実売価格は128MBモデルが6,800円、256MBモデルが12,800円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。 □Pen Style USB Drive（http://www.thanko.jp/penstyledrive.html）

• コンボ型CD-R/RWドライブにメモリカードリーダーが合体
  

  7種類のメディアに対応するというメモリカードリーダーを搭載したBTC製ATAPI接続型内蔵CD-R/RW＋DVD-ROMコンボドライブ「BCO 4816IA」がバルク品で登場した。実売価格は9,270円～9,980円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。「BCO 4816IA」の特徴は、なんといっても前面に所狭しと配置されたメモリカード用のスロット。コンパクトフラッシュやスマートメディア、メモリースティックなど7種類のメモリカードのほか、CD-R/RWへの書き込みとDVD-ROMの読み出しにも対応するという、まさに多機能コンボドライブで、ドライブベイの少ない小型PCのユーザーなどにとっては嬉しい製品だろう。カードリーダー部はUSB接続（ヘッダピン）となっている。ただし、ヘッダピンの配列についての記載はなされていないのでマザーボードとの接続については要注意だ。 □BCO 4816IA（http://www.btc.com.tw/pdf/BCO4816IA.pdf）

• ヒートパイプ採用のファンレスRADEON 9600 PROカード発売
  

  RADEON 9600 PRO搭載カードでファンレスタイプの「RADEON 9600 PRO ATLANTIS ULTIMATE EDITION」がSapphireから登場した。実売価格は27,470円～28,750円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。以前にTSUKUMO eX.が改造品を販売したことはあるが、メーカー保証付きの製品として発売されたのはこれが始めて。7月下旬に登場した同社製ファンレスRADEON 9800 PRO搭載カード「RADEON 9800 PRO ATLANTIS ULTIMATE EDITION」の下位モデルとなるこの製品は、RADEON 9800 PRO搭載モデルとは違い隣接スロットのスペースを占有しないのが大きな特徴だ。カードの両面に装着するヒートシンクには、ビデオチップとその周辺を覆う程度の小型のものを採用している。性能はRADEON 9800 PRO搭載モデルより劣るものの、カード本体のコンパクトさを重視する人なら見逃せない製品だろう。主な仕様は、ビデオメモリが128MB（DDRタイプ）、搭載コネクタがVGA、DVI-I、テレビ出力。 □RADEON 9600 PRO ATLANTIS ULTIMATE EDITION（http://www.sapphiretech.com/vga/9600proult.asp）

• 7.1ch出力に対応の「Sound Blaster Audigy 2 ZS」が発売
  

  クリエイティブから同社製サウンドカード「Sound Blaster Audigy 2」シリーズに続く最新モデル「Sound Blaster Audigy 2 ZS」シリーズの3機種が発売となった。実売価格は14,780円～31,800円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。シリーズのラインナップは外付けユニット「Audigy 2 ZS拡張ブレイクアウトBOX」付きの最上位モデル「Sound Blaster Audigy 2 ZS Platinum Pro」、5インチベイ内蔵型ユニット「Audigy 2 ZSドライブ」付きの「Sound Blaster Audigy 2 ZS Platinum」、光デジタル入出力カード付きの最廉価モデル「Sound Blaster Audigy 2 ZS Digital Audio」の3機種。従来モデルの「Sound Blaster Audigy 2」シリーズからサウンドカード本体が新設計のものに変更され、7.1ch出力やSN比向上（106dBから108dBへ）を実現したのが主な特徴だ。「Sound Blaster Audigy 2 ZS Platinum」に「Audigy 2 ZSドライブ」の交換用ホワイトパネル（標準装備はブラックパネル）が付属しているのも見た目重視派にはうれしい点だ。なお、後日公開予定のアップデートドライバにより、同社独自の最新オーディオAPI「EAX 4.0 ADVANCED HD」に対応するとしている。 □Sound Blaster Audigy 2 ZS（http://japan.creative.com/products/soundblaster/welcome.asp）

• 「LX Version」のGeForce FX 5900カードがLeadtekから
  

  Leadtekから「LX Version」と銘打たれたGeForce FX 5900搭載ビデオカード「WinFast A350TDH LX Version」が登場した。実売価格は38,800円～41,779円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。「LX Version」は、同社製の「WinFast A350 TDH MyVIVO」などと同じGeForce FX 5900ビデオチップを採用しつつ、DDRメモリチップに低速タイプを搭載することで価格を抑えたいわゆるライトバージョン。「WinFast A350 TDH MyVIVO」が2.2nsタイプを搭載するのに対し、「LX Version」ではそれより低速の2.8nsを搭載している。ショップに伝えられている代理店からの情報では、コアクロックは400MHz、メモリクロックは350MHzの仕様になっているという。そのほかの主な仕様は、出力コネクタがVGA、DVI-I、テレビの3種類、ビデオメモリ容量が128MB。なお、ビデオカード本体やパッケージには「LX Version」と記された円形のラベルが貼られている。 □WinFast A350 TDH（http://www.leadtek.com.tw/3d_graphic/winfast_a350_tdh_1.shtml）

• GeForce FX 5900SE搭載カードがASUSから近日発売、展示中
  

  未発表の「GeForce FX 5900SE」なるビデオチップを搭載するというASUS製カードの展示がフェイス秋葉原本店で行なわれている。予価は37,770円で、入荷時期は未定。また、T-ZONE. PC DIY SHOPでは予価を39,980円として予約を受付中、Web上ではサンプル品を使ったベンチマーク結果も掲載している。青色の基板に「V9950/128M」というマーキングなされたこの製品は、代理店から得たという情報によれば、コア400MHz/メモリ350MHz（おそらくDDRメモリ搭載で700MHz）というクロック仕様になっているという。同社製GeForce FX 5900搭載ビデオカード「V9950」の仕様がコア400MHz/メモリ850MHzであることから考えると、グレード的には「GeForce FX 5900SE」はGeForce FX 5900の下位モデルと見てよさそうだ。なお、基板レイアウトは「V9950」と若干異なり、クーリングシステムもファン1基タイプに変更されている（「V9950」は2基タイプ）。性能と静音性を両立した製品として期待できそうだ。 □V9950（http://www.asus.com/products/vga/v9950/overview.htm） □発売直前レビュー（http://www.tzone.com/diy/topics/labo/fx5900se.htm）

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