ちょっと変わった8ポートの10Base-T/100Base-TXスイッチングハブがWonder City秋葉原店で販売中だ。ソリトンシステムズの「NetCoder」という名の製品で、各ポートにつながっているデバイスのIPとMACアドレスを筐体前面にあるLEDで表示させるというユニークな機能を持っている。
英数字表示可能な12列の8デジットLEDが2段あり、上段にオレンジでIPアドレスを表示、下段にグリーンでMACアドレスを表示する。ポートの指定は押しボタンを使って、1から8まで簡単に切り替え可能だ。指定ポートを切り替えた後、該当ポートで通信が行われるとアドレスが表示される。この機能を使えば、IPアドレスの重複を防止したり、トラブルの解決が容易になる、というわけだ。
実はこの製品は約4年前に発売されたもので、当時は世界初の機能を持った製品として約14万円の高値で売られていた高級品。それが、同店では4,999円で販売中だ。
もちろん、発売当時の業務向けならともかく、現在家庭用で使う8ポート程度のスイッチングハブでこうした機能が便利だと感じる人もほとんどいないだろう。現時点では機能的価値というより、特殊なタイマーのようにも見えるIP/MACアドレス表示用のLEDがかもし出す技術的な美観が一番の魅力と言えるかもしれない。
同店では初期不良2週間対応の特価品として販売中。ただし、メーカーのソリトンシステムズによると、現在店頭販売されている今回の製品はサポート受付はできないとのことなので要注意。
| (Soliton NetCoder) |
[撮影協力:Wonder City秋葉原店]