アクセス状況がわかるというレベルメーター風のLEDを備えた、なんともユニークなDDR SDRAMモジュール「XMS PRO SERIES」がCorsairから登場した。販売を始めたのはUSER'S SIDE本店。
実売価格は、DDR400の「CMX512-3200C2PRO」が21,800円、500MHz駆動で「PC4000」対応という「CMX512-4000PRO」が28,800円で、両モデルとも容量は512MB。各モジュールが2枚ずつセットになった「TWINX1024-3200C2PRO」(実売価格42,800円)、「TWINX1024-4000PRO」(同58,800円)も販売中だ(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
メモリモジュールへのアクセス状況は、本体上部にレベルメーターのように並んだ18個(9個×2列)のLEDによって行われる。LEDはグリーン、オレンジ、レッドと順に並らび、例えばWindowsで何も行なっていない状態ではグリーンまで、プログラムを起動するとグリーンからレッドまで光るという具合で、まるでリアルタイムの棒グラフのように変化する。
ただし、この「アクセス状況」というのが何を表しているのかは不明。アクセス頻度なのかデータ転送量なのか、それとも電流の変化なのかはわからない。それでも、メモリがなんらかの命令で動作しているのだということは、確かに目で確認できる。
ここで示されるアクセス状況が実用的かどうかはさておき、プログラムの実行中に点滅を繰り返すLEDの様は見ていてなかなか面白い。
一般的なメモリモジュールに比べるとかなり値は張るが、シースルータイプのPCケースのユーザーならちょっと気になる製品だろう。
【レベルメーター付きメモリ(動画)】
|
ncsm_movie.wmv (約172KB / 13秒 / 352x240pixel / 80Kbps / WindowsMedia9) 「レベルメーター付きメモリ」 |
□XMS PRO SERIES(Corsair Memory)
http://www.corsairmicro.com/corsair/xms.html
| (Corsair XMS PRO) |
[撮影協力:USER'S SIDE本店]