【 2003年9月27日号 】
Athlon 64対応のキューブ系自作PCキットがBIOSTARからデビュー
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 先週フェイス秋葉原本店がサンプルを展示していたBIOSTARのSocket 754対応キューブ系自作PCキット「iDEQ200P」の販売がスタートした。実売価格は39,700円~39,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。既報のとおり、Athlon 64は24日(水)に国内発表されたばかりで、対応するキューブ系自作PCキットが登場するのはもちろんこれが初めてだ。

 サンプル展示の時点では、製品版で仕様などに変更があるかもしれないとされていたこの「iDEQ200P」だが、実際にはフロントパネルの電源スイッチやリセットスイッチといった金色のパーツが銀色のものに変わった程度。魅力のひとつだったヘアライン加工のなされたブラック一色の筐体や、5インチ/3.5インチの両ドライブベイを隠してくれるスライド式カバーはもちろんそのままだ。

 主な仕様は、筐体サイズが210×323×187mm、電源容量が200W、チップセットがnForce3 150、スロット数がAGP×1、PCI×1、DIMM×2(DDR400対応、最大2GB)。6チャネル出力対応サウンド(S/PDIF出力対応)、IEEE 1394、Serial ATA対応RAID、10Base-T/100Base-TX/1000Base-T対応LANなどの機能を搭載している。CPUクーラーは、一般的な垂直方向に送風を行なうタイプではなく、水平方向に風を当てるタイプを採用。風向きは筐体の手前から後方へと設定されている。

 Athlon 64が正式発表されたのと同じ週という、キューブ系自作PCキットとしては異例ともいえる早さでデビューしたこの「iDEQ200P」。パフォーマンス重視の小型PCマニアはもちろん、本格的な単品販売が始まったAthlon 64で手軽にPCを自作してみたいという初心者も要チェックの製品といえるだろう。

□BIOSTAR
http://www.biostar.com.tw/
□関連記事
【2003年9月20日】Athlon 64対応のBIOSTAR製キューブ系自作PCキット展示中
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20030920/etc_ideq.html

 (BIOSTAR iDEQ200P)

[撮影協力:フェイス秋葉原本店]


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