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【GA-8S655FX-L】 | 【Dual Channel DDR400+】 |
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【Serial ATA】 | 【約1万円】 |
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【スペック】 | 【パッケージ】 |
SiS初のFSB 800MHz/デュアルチャネルDDR400サポートチップセット「SiS655FX」を搭載したSocket 478マザーボード「GA-8S655FX-L」がGIGABYTEから登場した。同チップセットの搭載製品が登場するのは今回が初めてだ。
今回の製品はオンボード機能も充実していながら、実売価格が9,280円~9,899円と安い(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
●i865PEと同等機能
SiS655FXは、FSB 800MHzとシングルチャネルDDR400をサポートするSiS648FXの上位モデルで、デュアルチャネルDDR400を新たにサポートしたのが主な特徴。そのほか、新たにAGP 3.5(SiS648FXはAGP 3.0)をサポートするとしている。サウスブリッジは2ポートのSerial ATAをネイティブサポートするSiS964で、ノースブリッジ-サウスブリッジ間の接続テクノロジは従来どおり帯域幅1GB/sのMuTIOL 1Gを採用している。
FSB 800MHzとデュアルチャネルDDR400をサポートするチップセットはi865PEなどがすでにあり、スペック的には面白みに欠けるといった印象もあるSiS655FXだが、搭載製品の「GA-8S655FX-L」は、Serial ATA(RAID 0/1/JBOD対応)、IEEE 1394、6チャネル出力対応サウンド、10Base-T/100Base-TX対応LANなどの機能を備えながら実売価格が1万円を切っており、コスト重視派は要注目といえるだろう。ただし、IEEE 1394に関してはなぜかコネクタ出力用のブラケットが添付されておらず、別途コネクタを用意しなくては利用できないので注意が必要だ。
●上位モデルも近日登場
なお、8日(水)時点で同社Webサイトには、10Base-T/100Base-TX/1000Base-T対応LANや4ポートのUltra ATA/133(RAID対応)などの機能を装備、IEEE 1394ブラケットも標準添付された上位モデル「GA-8S655FX Ultra」の製品情報が掲載されている。
□SiS655FX(Silicon Integrated Systems)
http://www.sis.com/products/chipsets/oa/pentium4/655fx.htm
□GA-8S655FX Ultra(Gigabyte Technology)
http://www.giga-byte.com/MotherBoard/Products/Products_GA-8S655FX%20Ultra.htm
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【2003年5月24日】非Intelで初のFSB 800MHz対応チップセットSiS648FX登場
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20030524/etc_sis648fx.html
| (GIGABYTE GA-8S655FX-L) |
[撮影協力:パソコンショップ アーク]