シャッターボタンのほかには、モード選択ボタンとステータス表示用LCD(数字2桁表示)も搭載しており、セルフタイマー撮影やQVGA解像度での撮影が可能。電源は単4電池1本。

　PCとの接続は付属の専用USBケーブルを使う仕組みで、USBストレージデバイスとして認識されるほか、PC接続用カメラとして利用することもできるという。

　撮影機能に関するスペックとしては、「明るさやホワイトバランスの自動調整が可能」（マニュアル）とされているほか、レンズのF値(2.6)などが明らかにされているが、外見通りの「スパイカメラ」として使う場合に重要そうなマクロ撮影能力に関しては特に告知されていない。

　付属品はボールペン部分の替え芯など。

　こうした「ボールペン型携帯機器」としてはボールペン型USBメモリが発売済み。

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【8月23日】USBメモリにボールペン型が登場、インクの取替えも可能
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20030823/etc.html#usbpen

[撮影協力:DOS/Vパラダイス秋葉原本店]

　外観は一般的なUSBフラッシュメモリとよく似たスティックタイプで、サイズもほぼ同じくらいの大きさ。重量は内蔵リチウムイオンバッテリを含めて約43グラムで、筐体はプラスチック製。背面には撮影枚数や撮影モードが確認できる液晶パネルを搭載している。

　撮影素子には30万画素CMOSを搭載しており、いわゆる「トイデジカメ」に相当するスペック。撮影解像度は640×480ドットか320×240ドットで、記録方式はJPEGのみ。撮影可能枚数は640×480ドット時で約1,600枚、320×240ドット時で約3,000枚となっている。

　撮影した画像はPCに接続することで内蔵メモリから直接JPEGファイルとして取り出すことができ、内蔵バッテリの充電もPCとの接続時にUSBポートからの給電によって行なわれる。また、USB接続のWebカメラとしても使用可能。

　なお、電源スイッチはUSBコネクタのカバー内に隠れており、電源のON/OFFを行なうためにはカバーをはずす必要がある。

[撮影協力:T-ZONE. PC DIY SHOP]

　対応フォーマットはMP3またはWMAで、音声録音機能やFMラジオ受信機能なども備えている。

　液晶パネルは日本語表示対応で、バックライト付き。

[撮影協力:TSUKUMO eX.とT-ZONE. PC DIY SHOP]