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	【 2003年11月29日号】
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今年は山下達郎の曲を採用、「線上のメリークリスマスIII」

2001年のデビューから3作目となるUSB接続クリスマスツリーの最新作「線上のメリークリスマスIII」がイーレッツから発売になった。卓上型のアクセサリで、クリスマスツリー入りの透明ドームの中で雪に見立てた発泡スチロールが舞うという基本的なスタイルはいつもと同じだが、今回は流れるクリスマスソングが山下達郎のクリスマス・イブになっている点が新しい。日本で人気の高い曲を採用したことで、これまで以上に多くの人からの支持を集めそうだ。今回のモデルはこれまでの倍となる1,000台限定販売に販売量が増やされているものの、イーレッツの直販分は今年も発売直後に完売してしまったとのことで、店頭販売分もあっという間に売切れてしまう可能性が高い。実際にアキバでは大型店でさえ「1人1台」と制限を設けて販売しているほどだ。欲しい人は早めに入手したほうがいいだろう。なお、この製品の保証期間は今年のクリスマス（2003年12月25日）までとなっている。実売価格は3,980円～5,980円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。
□線上のメリークリスマスIII（http://www.e-lets.co.jp/news/r_senmerry3.htm）

せんべい缶風のMini-ITX対応キューブ系PCが近日発売

上下面が正方形の小型筐体を採用した80W ACアダプタ電源採用のスリートップオリジナル自作PCキットの試作品がスリートップ2号店で展示中だ。12月中旬発売予定で、予価は36,000円。デュアルLANインターフェイス装備のEPIAシリーズマザーボード「EPIA-CL10000」を搭載するこの自作PCキットは、ユニークな正方形の小型筐体を採用しているのが特徴。一般的なキューブ系製品に比べ幅が広く、高さと奥行きが短めというデザインで、HDDを縦に装着できる3.5インチシャドウベイ1基のほか、5インチベイ1基を装備。ライザーカードを使用して通常サイズのPCIカードも1枚装着可能だ。全体的な外観はせんべいを入れる缶ケースに似ている。また、製品版では背面ファンをなくし側面に12cmファンを付ける予定で、これにより高い静粛性を実現できるとしており、静音PCマニアは注目といえるだろう。
□スリートップ（http://www.3top.co.jp/）

OS起動なしでMP3再生が可能なキューブPC登場、EPoX製

OSを起動しなくともMP3ファイルや音楽CDの再生が可能というSocket 478対応キューブ系自作PCキット「eX5 Mini Me」がEPoXから登場した。実売価格は35,800円～39,999円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。前面の液晶画面左側にある「DJ mode」ボタンを押すことで、OSが起動していない状態でもHDD、CD-ROM、USBフラッシュメモリに記録したMP3ファイルや音楽CDを再生できるというのが特徴で、液晶画面下部にあるボタンで再生や停止、音量調整などの操作が可能。液晶画面は電源コネクタがコンセントに挿してあればPC本体の電源スイッチの状態に関わらず表示されるようになっている。液晶画面ではトラック番号のほか、CPUの温度や動作クロック、HDD容量、画面解像度などといったステータスの確認も可能だ。また、PCケースは内部背面に通気ダクトを標準で備えるユニークな構造で、このダクトを利用して冷却を行なう専用のCPU/チップセットクーラーが付属している。マザーボードはi865Gチップセット搭載の同社製「EP-4PGF+」。
□eX5 Mini Me（http://web.epox.com/html/minime.asp）

8倍速DVD+Rドライブがさらに低価格に、HD-BURN対応製品も

New Universeから8倍速書き込み対応DVD+Rドライブ「DDW-081」が16,970円～16,980円という安価で登場した（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。8倍速ドライブは今月上旬にBenQ「DW800A」などの登場により中心価格帯が2万円代前半に推移したばかり。今回の「DDW-081」の発売で、その安値感がより一層強まった格好だ。Webサイトの製品情報による「DDW-081」の書き込み速度はDVD+R 8倍速、DVD+RW 4倍速、CD-R 40倍速、CD-RW 10倍速で、DVD-RやDVD-RWの対応に関しては不明だが、コストと速度を重視するのであれば狙い目といえるだろう。Sonicの「MyDVD」「RecordNow!」「CinePlayer」などバンドルソフトが豊富で、お買い得度も高めだ。また、OptoRiteからは、CD-Rメディアに2倍のデータ量が書き込める「HD-BURN」技術を採用した8倍速書き込み対応DVD+Rドライブ「DD0401」が発売となっている。こちらはDVD-R/RWへの書き込みにも対応し、書き込み速度はDVD+R 8倍速、DVD-R/DVD+RW 4倍速、DVD-RW 2倍速、CD-R 40倍速、CD-RW 24倍速。カラーは白と黒の2種類で、実売価格は19,700円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。
□DDW-081（http://www.nuniverse.com/1_english/3_products/01_ide.php?pID=3）
□DD0401（http://www.optorite.com/dd0401.htm）

未発表のGeForce FX 5900-XTを搭載したビデオカードが登場

NVIDIAからは発表されていない「GeForce FX 5900-XT」なるビデオチップを搭載したカード「FX5900-8X-XT W/128MB CRT DVI」がInnoVISIONから登場した。実売価格は22,980円～24,999円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。名称からGeForce FX系のビデオチップと思われるが、「5900-XT」なるモデルは現時点ではNVIDIAから発表されておらず詳細仕様は不明。パッケージに表記されている仕様は、メモリクロックが700MHz、バス幅が256bitなどで、これらはASUS製「V9950 SE」の登場時に話題となった、同じく未発表の「GeForce FX 5900SE」ビデオチップと同じだが、コアクロックは記載がなく不明だ。また、基板上には4ピン電源コネクタを搭載しているものの電源ケーブルは付属していない。仕様は不明な点が多いが、GeForce FX 5900シリーズの中では最安値となるだけにコストパフォーマンス重視のユーザーなら注目だろう。
□InnoVISION（http://www.ivmm.com/）

PCIスロットに変換基板を固定する120W ACアダプタキット発売

電源変換基板をPCIスロットに固定できる容量120WのATX12V対応ACアダプタ電源キット「AC120W」がリバティから発売になった。実売価格は12,470円～12,800円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。この手のキットを使う際、ACアダプタからの入力を21ピンのATX電源コネクタなどに変換する電源変換基板をPCケース内部にどのように設置するかがひとつの課題になるが、この製品はマザーボードのPCIスロットとPCケースの拡張スロットで基板を固定できるので、あれこれ考える必要がない。手軽にACアダプタ電源キットを導入したいという人にはもってこいの製品といえそうだ。店頭展示されている実物をチェックしたところ、ACアダプタはファンレスタイプのElanVital製120W「EVA-1201-00」で、本体表面には「FREETECH JAPAN」の文字がある。なお、高速電脳では「動作保証はしないがPentium 4 2.4GHzでの動作実績はある」としている。販売元のリバティーもWebサイトに動作検証結果を掲載する予定としているので要チェックだ。
□リバティ（http://www.liberty-inc.net/）

ATIチップセット採用のキューブ系自作PCキットがShuttleから

RADEON 9100 IGPチップセットを採用した初のキューブ系自作PCキット「ST61G4」がShuttleから登場した。実売価格は39,999円～43,980円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。「ST61G4」のメリットは、やはりチップセットが持つVGA機能の性能の高さだろう。「ST61G4」はAGPスロットを使用できるが、標準で必要十分なグラフィックス性能を備える点はコスト重視派にとっては大きな魅力。チップセットのウリのひとつであるテレビ出力機能も使用可能だ。筐体の形状は今月上旬に登場した同社製nForce3 150チップセット搭載Socket 754対応モデル「SN85G4」と同様で、前面には6種メディアに対応したメモリカードリーダーを搭載している。そのほかの主な機能は6チャネル出力対応サウンド（S/PDIF入出力対応）、LAN、IEEE 1394で、スロット本数はAGP×1、PCI×1、DDR400対応DIMM×2（最大2GB）。サウスブリッジチップは「IXP 150」を搭載している。キューブ系製品としては大容量の250W電源や、BIOSメニューからFSBクロックなどが変更できるオーバークロック機能を搭載する点も特徴のひとつだ。
□ST61G4（http://www.shuttle.com/hq/product/barebone/specs_b.asp?B_id=28）

LAOX THE BOOK館跡地が中古販売専門店に、5フロア構成

先月移転したLAOX THE COMPUTER BOOK館の跡地（ブロックC1-[e6]）に、中古専門店の「PC EXPOT」が12月4日(木)にオープンする予定が明らかになった。現在店内の改装などの作業が進められている。同店はラオックスと「PC DEPOT」などの店舗を展開するPCデポのJV（ジョイントベンチャー）によるもので、自作PC機を除くPC本体や周辺機器、PCパーツなどの買い取りと販売を行なうという。詳細なフロア構成は現時点では不明だが、これまでLAOX THE COMPUTER BOOK館だった5フロアすべてがPC EXPOTになるとのことで、中古専門としては久々の新規大型店舗となりそうだ。また、オープンに先立って28日(金)から12月3日(水)の期間、査定額が20%アップする「先行買取」を実施するとしているので、パーツなどの売却予定がある人は要チェックだ。
□ラオックス（http://www.laox.co.jp/）

深夜営業のFFプレイスポットの協賛がAMDからIntelに変更？

12月にオープンする予定のFINAL FANTASY XI（FF XI）専用プレイスポット「FINAl FANTASY XI PLAY ZONE REAL VANA'DIEL」にちょっとした変化があったようだ。午後から早朝まで営業するFF対戦用のプレイスポットという点は基本的に変わりないが、公式Webサイトの内容が今週になって一部書き換わり、協賛メーカーがいつのまにか発表当初とは違うものにすっかり入れ替わっている。当初はCPUメーカーがAMDでビデオチップメーカーがNVIDIAという組み合わせだったが、これが今ではIntelとATIというライバル陣営にすっかり逆転している。これにより、店内設置のPCもAthlon 64 FX-51とGeForce 5950 Ultraという構成から、Pentium 4 Extreme Edition 3.20GHzとRADEON 9800XTという組み合わせに変わるという。実際に29日(土)時点で、準備中の店舗内にはEPSON DirectのPentium 4 Extreme Edition搭載PCが設置されていた。この件について公式な発表はまだないが、12月12日(金)オープン時にはなんらかの説明がなされると見られる。
□REAL VANA'DIEL（http://realvanadiel.jp/）

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Gigabit LAN接続の外付けHDDがバッファローから発売に

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