バッファローから、Gigabit Ethernetで接続できるLAN接続型のHDDが登場した。これまでLAN接続型のHDDは100Base-TX対応の製品がほとんどで、Gigabit Ethernet対応は初めて。
発売になったのはLAN接続型外付けHDD「LinkStation」(HD-HGLANシリーズ)の最新モデルで、容量は120GBと160GBの2種類。10Base-T/100Base-TX/1000Base-T対応LANインターフェイスに対応している。
パッケージやWebサイトの製品情報では、速度面に関してLANインターフェイスの理論値を述べるにとどめているが、従来の10Base-T/100Base-TX対応モデルからLANインターフェイスの速度が上がったことでデータ転送速度の大幅な向上が期待できる。新たに共有ファイルの誤消去を防止する「ごみ箱フォルダ」機能(Windows環境のみ)を搭載するほか、本体のUSB 2.0対応ポートを使ってHDDの増設やプリンタの共有が行なえる点なども特徴のひとつだ。
1000Base-T対応LAN環境はLANカードやハブの低価格化により普及が進んでおり、今後はこうした高速ネットワークドライブ製品が注目を集めそうだ。
実売価格は120GBモデル「HD-HG120LAN」が37,800円~44,799円、160GBモデル「HD-HG160LAN」が41,800円~48,799円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
□HD-HGLANシリーズ(バッファロー)
http://buffalo.melcoinc.co.jp/products/catalog/item/h/hd-hglan/
| (バッファロー HD-HGLANシリーズ) |
[撮影協力:TSUKUMO eX.]