【 2003年12月13日号 】
側面に大型ヒートシンク採用のファンレスMini-ITXケース発売
e-音無しe-音無し
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 筐体の側面全体に大型の放熱フィンを装備し、内部にヒートレーンも装備してファンレスを実現した、縦置きのアルミ製Mini-ITXケース「e-音無」が岡谷エレクトロニクスから発売された。

 実売価格はブラックとシルバーモデルともに「E-OTN-1-BK」が17,500円~19,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 「e-音無」は電源に容量60WのACアダプタを使ったEPIA-Mシリーズ用のファンレスMini-ITXケースで、冷却用として筐体の側面に大型フィンを備えるのが特徴。CPUの熱は幅広の薄いヒートレーンを用いてフィンに伝える仕組みで、ヒートレーン装着時にCPUのヒートシンクを一旦取り外す必要がある。

 取り付けはやや面倒だが、CPUのファンレス化が可能なのは注目すべき点で、手順を説明したマニュアルにはヒートシンクからファンを取り外すようにとの指示が書かれている。ドライブは2.5インチHDDとスリムタイプ光学ドライブが搭載可能。付属品は両ドライブ用のIDE/電源コネクタ変換アダプタ、ACアダプタなど。

 1GHz動作のCPUをオンボード搭載するEPIA-M1000もファンレスにできるというから、省スペースのファンレスPCを作りたいという人には注目のケースと言える。

□岡谷エレクトロニクス
http://www.oec.okaya.co.jp/

 (岡谷エレクトロニクス e-音無)

[撮影協力:高速電脳クレバリー1号店]


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