【 2004年1月24日号 】
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• Shuttle製キューブ系PC用の静音250W電源が発売に
  

  2003年末のイベントで展示されたShuttle製キューブ系自作PCキット向けの静音250W電源「SilentX(PC40)」が発売となった。実売価格は7,999円～8,700円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。「SilentX」は同社製キューブ系自作PCキットの「XPC」シリーズに対応した交換用の電源ユニットで、キューブ系PCの電源としては比較的大きい250Wの容量と、ファンコントロール機能などにより高静粛性を実現したというのが主な特徴。動作音量は最大32dBとされている。Serial ATAコネクタも使用可能だ。ただし、「SN41L2」「SN85G4」などの一部機種には非対応とされている点に要注意。対応機種は同社Webサイトの製品情報で確認できる。筐体サイズは幅82×高さ43×奥行き190mm。なお、クレバリー1号店では店頭展示中で、店員に言えば動作させて静音性を確認することも可能とのこと。 □SilentX（http://www.shuttle.com/hq/product/barebone/specs_a.asp?A_id=28）

• Mobile Athlon XP 1400+がオンボードのマザー発売
  

  Mobile Athlon XP 1400+を標準で搭載するという珍しいElite製microATXマザーボード「L7VMM3」が発売となった。実売価格は9,999円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。搭載CPUについては、パッケージの表面や側面に貼られたシールに「Pro2300A+」とそれらしき記載があるだけで、搭載CPUが具体的に何であるかは明記されていないが、クレバリー1号店がCPUクーラーを外してみたところ、それがMobile Athlon XP 1400+だと分かったという。OPNは「AXMD1400FQQ3B」で、過去に単品で販売されたMobile Athlon XP 1400+と同じ。ただし、「L7VMM3」ではCPUは基板に直付けされており取り外しはできなくなっている。チップセットはFSB 266MHz/DDR266サポートのProSavageDDR KM266で、主な機能としてVGA、サウンド、10Base-T/100Base-TX対応LANを装備。派手さはないものの、Mobile Athlon XP 1400+オンボードとしては価格は手ごろで、安くPCを組み上げたい人にとっては要チェックの製品だろう。なお、同店の入荷数は1個のみで、次回入荷については未定としている。 □L7VMM3（http://www.ecs.com.tw/products/pd_spec.asp?product_id=418）

• 東京の夜の街をテーマにしたUSB発光ケーブルが発売
  

  東京のナイトスポットをイメージし、コネクタ部分のLEDの色や発光パターンで表現したというユニークなUSBケーブル「東京ナイトシリーズ」がタイムリーから登場した。ラインナップは「AKIBA」「EBISU」「HARAJYUKU」「KABUKI-CHO」「ODAIBA」の5タイプで、実売価格は各880円～980円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。コネクタ部分にLEDを内蔵するこの「東京ナイトシリーズ」は、各タイプでその色や発光パターンが異なるというのが特徴。一般の製品ならこれらを「青色タイプ」などとタイプ分けするのを、このシリーズは東京のナイトスポットをあてはめているのがユニークなところ。主なタイプを挙げると、LEDが青く点滅する「AKIBA」、赤/緑/青に変化する「KABUKI-CHO」、赤/紫/青など7色に変化する「ODAIBA」といった具合だ。いささか大仰な印象もあるが、夜景をプリントしたPC用製品らしからぬパッケージも異彩を放っており、注目を集めそうだ。 □タイムリー（http://www.timely.ne.jp/）

• スリムタイプ初のDVD±RWドライブ発売、パイオニア製
  

  スリムタイプでは初のATAPI接続内蔵DVD±R/RWドライブ「DVR-K12D」がパイオニアから発売となった。実売価格は24,750円～25,800円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。パッケージは白箱で、ライティングソフトなどがセットになった「B's STUDIO」が同梱されている。パッケージ記載の書き込み速度は、DVD-R/RW 2倍速、DVD+R/RW 2.4倍速。また、ツクモパソコン本店ではこのほかに仕様について、書き込み速度がCD-R 16倍速、CD-RWが10倍速、バッファ容量が2MBとしている。なお、標準サイズのIDE/電源コネクタへの変換アダプタは付属しないので要注意だ。 □パイオニア（http://www.pioneer.co.jp/）

• Pentium M対応のマザーボードが2月に発売予定、4万円弱
  

  単品のマザーボードとしては初のPentium M対応となるEPoX製Socket 479マザーボード「IP-4MTS2B」のサンプル品がスリートップ2号店に入荷した。製品版は来月入荷する予定で、予価は4万円弱。基板サイズが203×146mmという特殊形状の「IP-4MTS2B」は、組み込みPC向けの小型マザーボード。チップセットはFSB 400MHz/DDR266サポートのi855GM＋ICH4で、VGA、サウンド、10Base-T/100Base-TX/1000Base-T対応LANなどの機能を装備している。スロット数はPCI×1、DDR SDRAM対応DIMM×1。チップセットの冷却を兼ねる専用の薄型CPUクーラー（最大対応クロック1.7GHz）や、基板上の電源コネクタを一般的なATXコネクタに変換するケーブルなどが付属する。同店では現在予約の受け付けを実施中で、CPUに関してもリテールパッケージ版を取り寄せ可能とのこと。また、さらに、姉妹モデルとしてCPUオンボードタイプもラインナップされており、同店ではこれベースとした完全ファンレスPC自作キットも企画中というから注目だ。 □IP-4MTS2B（http://web.epox.com/html/server.asp?product=IP-4MTS2B&lang=1）

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