マイナスイオンのブームもここまで来たか?と思わせる、妙な取り合わせのアイテムが登場した。それは、マイナスイオンを発生する機能を内蔵したという10Base-T/100Base-TX対応ハブ。これまでにも、単独でマイナスイオンを発生させる機能を持つUSB接続の製品や、ATX電源にマイナスイオン発生機能を内蔵した製品はあるが、ネットワーク機器ではこれが初。
実売価格は8ポートの「LB-FS08TXP-I」が2,979円、5ポートの「LB-FS05TXP-I」が2,779円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。発売元はロボスで、ここはれっきとした国内ネットワーク機器メーカーだ。
ネットワーク用ハブとマイナスイオン発生機能という何の関係もない取り合わせで、ユニークさばかりが際立つが、ハブはPCを使っていない間も電源を入れっぱなしにしておくことが多く、その余電力をマイナスイオン発生機能に利用するというのは、ある意味で理にかなっているといえるかも知れない。
本体は、同社ロゴの入った白い筐体にパワーランプや各ポートのアクセスランプを備えたオーソドックスなもので、一般的な製品との違いといえば前面の左端に小さなマイナスイオンの吹き出し口を備える程度だ。なお、同社によるとマイナスイオン発生機能の性能は、マイナスイオン発生濃度が2,000,000/cm3以上、オゾン発生濃度が0,048ppm以下とのこと。
マイナスイオンの効果に過信は禁物だが、目立たずにPC周辺でマイナスイオンを発生させたいという人なら要チェックのアイテムだ。
□LB-FS08TXP-I/LB-FS05TXP-I(ロボス)
http://www.lobos.co.jp/aswitch.htm
| (ロボス LB-FSシリーズ) |
[撮影協力: TSUKUMO eX.]