【 2004年1月31日号 】
	その他のニュース

• PCの汚れを検出するユニークなダストチェッカーが発売に
  

  ホコリを感じ取るとLEDやブザーで知らせてくれるというユニークなセンサー「ホコリの見張り番・ダストチェッカー」が発売になった。回路のショートやファンの故障などの原因となるホコリはPCパーツにとって大敵だが、そのホコリの状態を監視してくれるというのがこの製品。本体に用意された2本の突起の間にホコリが詰まると通知してくれるというもので、警告をブザーで知らせるタイプとLEDで知らせるタイプの2種類が用意されている。LEDタイプはPCケースの電源ランプとマザーボードの間に接続し、電源ランプを点滅させることで通知を行なう。実売価格はブザータイプが1,580円～1,715円、LEDタイプが1,421円～1,480円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。なお、この製品は福島県にあるPCパーツショップ「North Commet」のオリジナル商品で、同店のWebサイトではすでに販売が行なわれている。また、センサーの設置に関しては、付属のスポンジを2本の突起間に設置することが必須条件となっている要注意。 □North Commet（http://business2.plala.or.jp/n-commet/）

• 人間の顔を自動追尾して動くCCDカメラ「Qcam Orbit」発売
  

  ユニークな「フェイストラッキング機能」を備えた30万画素CCD搭載USB接続PCカメラ「Qcam Orbit（QVR-1）」がロジクールから発売された。実売価格は17,600円～19,799円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。製品発表時は2003年11月28日発売とされていたこの製品だが、アキバで販売を確認したのは今回が初めてだ。「フェイストラッキング機能」とは、顔の肌の色合いや輪郭などを元にして、顔が常に画面の中央に写るよう自動的にカメラの向きを調整したりフォーカスやズームを行なったりするというもの。室内を動き回ったりしながらのビデオチャットなどに便利そうだ。カメラの可動範囲は水平方向180度、垂直方向60度。本体サイズは幅84×奥行き84×高さ111mmで、高さ320mmのスタンドが付属している。そのほかの主な仕様は、画素数が640×480ピクセル、フレームレートが最大30フレーム/秒。 □Qcam Orbit（http://www.logicool.co.jp/products/videocamera/qvr_1.html）

• PowerLeapがAthlon XP/MP用の倍率可変アダプタ近日発売
  

  CPUのアップグレード用アダプタでおなじみのPowerLeapから、Athlon XP/MPの内部倍率を設定変更できるというアダプタ「PL-AXP」が近日発売される予定だ。OVERTOPがサンプルの展示を行なっており来週製品版が入荷する予定としている。予価は2,980円。CPUとほぼ同サイズの薄型基板に5個のディップスイッチを備える「PL-AXP」は、CPUとCPUソケットの間に挟んで使うアダプタで、スイッチの組み合わせによりCPUの内部倍率を5～24倍の範囲で設定できる。ただし、同社製品の日本語パッケージ版を発売しているロンテックによれば、倍率設定が行なえるのはOPNが“AXDA”の4文字から始まるBartonコアと一部のThorougbredコアを搭載したCPUで、そのCPUも製造週が2003年33週以前であることが必須という。マニアックなだけでなく使用するまでのハードルも高く、極めて使い手を選びそうなアイテムだが、コアなオーバークロッカーは要チェックだろう。 □PL-AXP（http://www.lontec.co.jp/PL-pro/axp.html）

• ソニーが現行製品の-R 8倍速書き込み対応ファームを公開へ
  

  13日(火)にソニー製DVD±R/RWドライブ「DRU-530A」用のDVD-R 8倍速/DVD-RW 4倍速書き込み対応ファームウェアが無償提供されることが発表されたばかりだが、店頭でもその旨をうたったシールを貼った製品が見かけられるようになった。もともと「DRU-530A」は書き込み速度がDVD+R 8倍速、DVD-R/+RW 4倍速、DVD-RW 2倍速のドライブで、2月公開予定のファームウェアを導入することで、DVD-Rを8倍速に、DVD-RWを4倍速にそれぞれアップグレードできる。ファームウェアのダウンロードはまだできないが、実質的には「DRU-530A」もDVD-R 8倍速書き込み対応ドライブの選択肢のひとつとして考えていいわけだ。なお、2月発売予定のUSB 2.0/IEEE 1394接続の外付けモデル「DRX-530UL」にも、同様のDVD-R 8倍速/DVD-RW 4倍速対応ファームウェアが提供される予定だ。 □DRU-530A/DRX-530UL用ファームウェア（http://www.sony.jp/products/Consumer/Peripheral/Datastorage/Soft/0113-1.html）

• SiS741GXチップセット搭載Socket Aマザーが初登場、Elite製
  

  FSB 333MHz/DDR333をサポートするSiSのVGA機能統合型チップセット「SiS741GX」を搭載する初の製品が発売となった。microATXサイズのElite製Socket Aマザーボード「741GX-M」で、実売価格は6,250円～6,579円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。FSB 333MHz/DDR333サポートのSiS741GXは、ソフトウェアレベルでDirectX 9に対応するグラフィックスコア「Real256E」を搭載したシンプルなローエンド向けチップセット。「741GX-M」の主なオンボードデバイスはVGA、6チャネル出力対応サウンド、10Base-T/100Base-TX対応LANとこちらもシンプルだが、機能的には必要最低限といえるもので価格も手ごろだ。サウスブリッジにSerial ATA非サポートのSiS964Lを採用しているのがちょっと残念だが、価格の安さを考えれば納得できる範疇といえるかもしれない。 □741GX-M（http://elite.gisnet.jp/products/741gxm.htm）

• パッケージ品の4倍速DVD-R/RWドライブも1万円割れに突入
  

  バッファローからDVD-R 4倍速書き込み対応のATAPI接続内蔵DVD-R/RWドライブ「DVR-L42FB」が1万円を切るという安価で発売となった。実売価格は8,280円～9,980円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。「DVR-L42FB」は東芝製ドライブ「SD-R5112」を採用したパッケージ品。「SD-R5112」のライティングソフトなどが付属しないバルク品は、安いものは8,000円程度で入手可能だが、「DVR-L42FB」のように日本語版パッケージで、なおかつ新登場で1万円を切るのは珍しい。付属ソフトは「SONIC RecordNow!」「SONIC DLA」「SONIC SimpleBackup」など。また、DVD+R/RWドライブに関しても、4倍速対応のリコー製「MP5240A」のパッケージ品を9,800円前後で販売するショップが増えてきており、TSUKUMO eX.は週末限定ながら7,999円の特価で販売中だ。書き込み型DVDドライブは、今後パッケージ入りも1万円割れが主流となっていきそうだ。 □DVR-L42FB（http://buffalo.melcoinc.co.jp/products/catalog/item/d/dvr-l42fb/）

Copyright (c) 2004 Impress Corporation All rights reserved.
E-Mail:akiba-pc-info@impress.co.jp