静音のキューブ系PCに興味ある人には要チェックの製品が出た。Shuttleから、180Wという大容量のファンレスACアダプタ採用のSocket 478対応キューブ系自作PCキット「ST62K」が登場したのだ。
チップセットはRADEON 9100 IGP+IXP150で、本体カラーはホワイト、シルバーの2種類がある。実売価格は各36,000円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
「ST62K」の最大の特徴といえるのが電源として採用している外付けのACアダプタ。180Wという大容量ながらファンレスを実現しており、静粛性とパワーのどちらも重視したい人なら要注目だ。ただし、最近のキューブ系製品としては珍しくAGPスロットを搭載していないので要注意。
全体的なデザインはShuttle製キューブ系PCとしては目新しく、全体的にシンプルでフラットな印象。手前の底部分にシルバーの円錐形フットがついている部分も含め、星野金属の「POLO」シリーズによく似ている。「POLO」には外付け電源タイプのモデルもあり、仕様やデザインが似てしまうのはライバル意識の表れなのかもしれない。
主な機能はVGA、6チャネル出力対応サウンド、LAN、IEEE 1394で、スロット数はPCI×1、DDR SDRAM対応DIMM×2。筐体サイズは幅170×高さ280×奥行き190mmで、ドライブベイは5インチ、3.5インチ、3.5インチシャドウを各1基ずつ備えている。
□ST62K(Shuttle)
http://www.shuttle.com/hq/product/barebone/default.asp?B_id=29
| (Shuttle ST62K) |
[撮影協力: パソコンショップ アークとオリオスペック]