最大の特徴であるACアダプタは180Wのファンレスタイプ。ここまで大容量のファンレスACアダプタは非常に珍しいが、その分サイズは大きく、存在感も際だっている。PC本体のオンボードデバイスはTV出力付きのVGAや6chサウンド、LAN、IEEE 1394など。拡張スロットはPCI×1とDDR DIMM×2のみで、AGPスロットはついていないので要注意。

　このほかの特徴は、「CMOSクリアボタンが本体背面にある」「ヒートパイプを使った独自冷却機構を採用している」などの点。このほか、「裏面にバネのついた3.5インチベイ用パネルが付属している」という特徴もあるが、このパネルの用途は不明。

　対応CPUはNorthwood版Pentium 4/Celeronのみで、Prescott版Pentium 4に関する記載はない。

　カラーはホワイトとシルバーの2タイプ。

　愛称は「Zen XPC」で、外箱には「禅」の文字が書かれている。

[撮影協力:オリオスペック（外神田2-19-2 篠田ビル2F）とパソコン ショップ アーク]