DDR SDRAM DIMMの電源を安定化させるという、ユニークなDIMM形状のカードがツクモパソコン本店の店頭で展示中だ。玄人志向の3周年記念イベントで展示されたもので、製品名は「NO-DIMM184」。
DIMM形状のカードで、長辺の両端にピンを設けてあり、上下どちらでも刺して使える。一方は電源安定化とターミネーションの機能があり、もう一方は電源安定化の機能のみが動作する。玄人志向によると「高性能コンデンサPOS-CAPによってメモリ電源を安定化」するとのことで、確かに基板上にはコンデンサらしき小さな部品が実装されいる。
使い方はいたって簡単で、DDR SDRAM DIMMの空きスロットに刺すだけ。「作りの悪いマザーボードと作りの悪いメモリの組み合わせだったら効果はある」のだという。
この製品は、2003年6月に発売された、PCIバス上の電源ノイズの低減や電磁波ノイズを低減できるという少々変わったPCIカード「NO-PCI」を発端とする「NO」シリーズの第2弾。
ただし店頭販売はなく、オンラインでのモニター販売のみ(すでに応募は締め切られている)。価格は、2枚セットのデュアルチャネル用が3,000円、シングルチャネル用が2,000円。
□NO-DIMM184(玄人志向)
http://www.kuroutoshikou.com/products/test/no-dimm184fset.html
| (玄人志向 NOシリーズ) |
[撮影協力: ツクモパソコン本店]