ペン型の光学マウス「V-mouse」発売、タブレットの代用？

	【 2004年2月28日号】
	ペン型の光学マウス「V-mouse」発売、タブレットの代用？

　ペンのように握って使うというユニークなスティック状のUSB接続光学式マウス「V-mouse（VM-101）」がテックから発売された。実売価格は3,970円～3,980円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。
　「V-mouse」はスティック状の本体の先に光学センサーを備えたペン型マウスで、先を机上などの面に当てて、ペンで字などを書く要領で動かすとマウスカーソルの操作が行なえる。光学センサーの解像度が1,000dpiと細かく、5cm四方のスペースさえあれば使えるというのがウリだ（解像度1,024×768ドット時）。
　マウス本体を常に立たせて置けるように、磁石シート付きのマウスパッドが付属しているのもユニークなところ。ペン先には鉄板が埋められてあり、これを磁石が捉えるわけだ。ペンタイプの入力デバイスと言えば、未使用時には穴のあいたペン立てのようなところに設置させる置くのが一般的だが、この場合は物理的に決められた穴の位置で抜き差ししなければならない制約がある。マウスパッドと一体化した磁石シートの場合なら物理的な障害が何もなく、よりスムーズに動かせる。
　サイズは幅29×奥行き35×高さ130mmで、ペンとしてはやや太めといった印象。握り部分にマウスの右クリック/左クリックの各ボタンを、上部にPDA用のスタイラスを備えている。ホイール機能はないものの、スペースが確保しづらい屋外や狭い机上などでの操作のほか、タブレット代わりにするなど、いろいろな使い方ができそうだ。
□V-mouse（テック）
http://www.tecnosite.co.jp/pc/mouse/v-mouse-top.htm

　（テック V-Mouse）

[撮影協力: TSUKUMO eX.とドスパラ秋葉原Prime館とカクタソフマップ]

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