自動CMカット機能付きの録画ソフトがバンドルされた長瀬産業のハードウェアエンコードTVキャプチャカード「TRANSGEAR 5000TV」が発売となった。実売価格は18,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
MPEGエンコーダにConexant製「CX23416」を搭載した「TRANSGEAR 5000TV」は、高画質化機能としてゴーストリデューサーと3次元Y/C分離を装備。最近のハードウェアエンコードタイプのTVキャプチャカードとしてはオーソドックスな仕様の製品だが、注目は付属の録画/編集ソフト「TransRecorder DVD 1.5 HG Plus」により番組録画時のCMカットを実現している点だ。
この機能は、番組の音声のステレオ、モノラル、音声多重の切り替えを識別することでCM部分を認識し、カットしてキャプチャするというもの。編集ソフトを使って手作業でCM部分をカットするのが面倒という人には非常に魅力的な機能だろう。
DVD-R/RWメディアなどに、メディアの容量に合わせて直接録画できる「ぴったり録画」機能も備えており、既存のDVDレコーダなどの機能に満足いかないという人にとっても注目といえそうだ。
なお、TransRecorder 1.5 DVD HG Plusはソフト単品でもオンライン通販などで販売されている。価格は5,980円~。
□TRANSGEAR 5000TV(長瀬産業)
http://www.transtechnology.co.jp/products/hard/det/transgear5000tv.html
□TransRecorder DVD 1.5 Plus
http://www.transtechnology.co.jp/products/soft/det/transrecorder.html
| (長瀬産業 TRANSGEAR 5000TV) |
[撮影協力: PC-Success2号店]