音響測定装置を使ったパーツの動作音チェックサービス開始

	【 2004年3月6日号】
	音響測定装置を使ったパーツの動作音チェックサービス開始

　PCパーツの動作時の音量を無料で測定できるというユニークなサービスがUSER'S SIDE本店で始まった。持ち込んだパーツを測定用ボックスの中に入れてデジタル音量計で測るというもので、セッティングから計測まで基本的にはセルフサービスだが、コアな静音PCマニアの注目を集めそうだ。
　同店の店内に設置された測定用の85cm角アルミ製ボックスは、大人がかがんで入れそうな巨大さで、また全体がシルバーということもあり何やら怪しげなルックスだ。内部には吸音材が貼ってあり、完全な無音状態にはならないがパーツがむき出しの状態に比べれば計測の精度は増す。計測時は店内で流しているBGMを止めるくれるそうだ。
　パーツのセッティングや計測は、持ち込んだ本人がすべて行なうセルフサービスで、営業に余裕のあるときはスタッフが手伝うとのこと。ただし、測定可能なパーツは電源とファンとCPUクーラーの3種類に限られているので要注意。また、持ち込んだパーツが故障した場合などの責任は一切負わないとしているので、この点も必ず覚えておきたいところだ。
　同店では、このサービスの延長として、販売しているショップブランドPCや各種ドライブ類の音量を計測して店頭表示することなども検討中とのこと。
　主観的な音量チェックは自宅でも可能かもしれないが、さすがに音量計まで持っているという人は少ないだろう。買ったパーツをその場で測る、自宅からパーツを持ち込んで測る、自作PC一式の動作音チェックなどに有効活用してみてはどうだろう。
□USER'S SIDE
http://www.users-side.co.jp/

　（AKIBA PC eArena）

[撮影協力: USER'S SIDE本店]

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