従来のアルファ製CPUクーラーは、CPUソケット周囲の貫通穴を使って固定する仕組みで、「貫通穴のないマザーボードには取付けられない」「ケースに設置した状態ではCPUクーラーを取付けられず、いったん取り外してから設置する必要がある」などの欠点が挙げられていたが、この製品でそれらが解消されたことになる。

　具体的な取付け方法は、専用の金属製フレームをCPUソケットに引っかけるようにしてマザーボード側に設置、そのフレームとCPUクーラーを付属クリップとネジで固定する、といったもの。

　CPUクーラー本体は中央部と周辺部でフィン形状が異なる新タイプで、これは2月にSocket 478用として発売された「S-PAL8952T」などと同じもの。フィンの高さ、付属クーラー（8cm角/4,00rpm/40dB）の有無で合計4モデルが発売されている。

　具体的な対応CPUは明示されておらず、代わりに熱抵抗値などの詳細仕様のみが明らかにされている。

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[撮影協力:高速電脳]

　昨年11月に発売されたDP-102のデザイン変更版で、多数の銅製フィンを金メッキ加工し、金属製フレームを黒色にすることで「蒔絵配色」を実現している。また、DP-102はファンが別売だったが、この製品では先述した玉虫色に反射する8cmファン×2個が同梱されており、別途ファンを用意することなく利用可能。

　円柱状の熱伝導体と銅製フィンを2つのファンで挟む冷却構造などは従来同様。対応CPUはSocket 478がPentium 4 3.6GHz、Socket AがAthlon XP 3600+まで。

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【2003年11月8日】DP-102(AMD version)(今週見つけた新製品)
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【2003年11月15日】DP-102（Universal Version)(今週見つけた新製品)
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[撮影協力:CUSTOMと高速電脳とOVERTOP]

　パッケージには「ABSOLUTELY 0.0DBS」などとファンレスを連想させる記載もあるが、実際にはファンと組み合わせて使う製品で、パッケージ裏面にも「運用時にはCOOLER MASTER製ファンの使用を推奨する」旨の記載がある。

　利用するファンの回転数と対応CPUの関係はパッケージ裏面にグラフ化されており、PrescottコアのPentium 4 3.2/3.4GHzで使用するためには、回転数3,000rpm以上のファンが必要という。

　「底面板部分は銅製＋ニッケルコーティング」（TSUKUMO eX.）という。

[撮影協力:高速電脳とOVERTOPとTSUKUMO eX.]

　同社製CPUクーラー「Jet 7」用と見られるヒートシンクに8cm静音ファンを組み合わせた製品で、動作音は26dB、対応CPUはAthlon XP 3200+という。

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【2003年9月27日】JET 7(今週見つけた新製品)
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[撮影協力:高速電脳とTSUKUMO eX.とOVERTOP]

　上部から底面部に向かって絞り込むようなデザインになっている。

　対応CPUはXeon 3.2GHzで、動作音は36.5dB。

[撮影協力:TSUKUMO eX.と高速電脳]

[撮影協力:OVERTOPと高速電脳とTSUKUMO eX.]

　「Pentium M用」とはいうものの、今週発売されたばかりの唯一のソケット版Pentium Mマザーボード「LV-671MP」で利用できるかどうかは不明。だいたいのサイズやネジ穴の場所はあっているようにはも思えるが、「うまくいくかどうかは何とも言えない」（高速電脳）とのこと。

　発売されたラインナップは銅製タイプとアルミ製タイプの2種類。搭載ファンは同じ4cm角/6,000rpmタイプのもので、動作音は不明。対応CPUは「換気に問題のないミドルタワーケース等で1.7GHz相当」という。

　「本来OEM専用だった製品を、無理に取り寄せて販売している」(高速電脳)そうで、次回入荷の予定は未定。また、型番も特に無かったため、店頭表示中の「KD-mPGA479MC」という型番は同店が仮につけたものだそうだ。

[撮影協力:高速電脳]

　搭載ファンの回転数と動作音、風量は4,200rpm/33.5dB/29.5CFMで、対応CPUは不明。

[撮影協力:パソコンハウス東映]

　対応CPUは不明だが、パッケージにはAthlonで利用する場合の装着例がプリントされている。

　プレートの表裏は平らで、CPUコア用の凹凸はない。そのため「装着方法によってはコア欠けするかもしれない」(ツクモパソコン本店)としている。

　ツクモが少量を直輸入した「台湾土産品」で在庫限り。

[撮影協力:ツクモパソコン本店]

　発売元のICUTE TEHCのWebサイトには、スパイダーマンやエイリアンなどのファンガードも掲載されている。

　ツクモが少量を直輸入した「台湾土産品」で在庫限り。

[撮影協力:ツクモパソコン本店]

　6cm角ファンの8cm角への変換、もしくは8cm角ファンの6cm角の変換が可能。

　ツクモが少量を直輸入した「台湾土産品」で在庫限り。

[撮影協力:ツクモパソコン本店]

　Innovatekでは水冷キット用パーツの「カラー化」を進めているようで、USER'S SIDE本店が店頭に置いている製品リストには各種ラジエーターのカラータイプなども載っている。

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【2003年11月8日】Flow-O-Matic(今週見つけた新製品)
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[撮影協力:USER'S SIDE本店]

　既存の「Eheim 1046 12V」のマイナーチェンジモデルで、最大揚程を1.2mから1.65mに向上させつつ、消費電力を5Wから2.5Wに半減させたものだという。

　価格は従来同様の12,800円。

[撮影協力:USER'S SIDE本店]