【 2004年3月20日号 】
せんべい缶のような見た目の小型自作PCキットが発売に
CUBE CL-10000CUBE CL-10000
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CUBE CL-10000CUBE CL-10000
 小型筐体ながらケースファンに大型の12cmファンを用いたキューブ系自作PCキット「CUBE CL-10000 ベアボーンキット」がデザインテクニカから登場した。実売価格は39,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 製品名からわかるように、VIA製Mini-ITXマザーボード「EPIA-CL10000」を搭載した自作PCキットで、右側面に備えた大型の12cmファン1基で全ての冷却がまかなえるのが特徴。C3 1GHzをオンボード搭載する「EPIA-CL10000」は、標準ではファン付きCPUクーラーの装着が必須だが、この製品では付属のファンレスヒートシンクで動作が可能だ。電源は80Wの外付けACアダプタを採用。ケースファンの回転数や動作音量など不明だが、小型のケースファンを用いたキューブ系製品に比べ静粛性が期待できそうだ。

 また、真上から見ると正方形という筐体デザインも目をひく。一般的なキューブ系製品と比べると、幅は広く背は若干低めといったところで、どことなくせんべいの菓子缶のような感じだ。側面カバーとフレームとの接合部分などは加工精度も高く、内部は丁寧に作られているという印象だ。ドライブベイは5インチと3.5インチシャドウが各1基ずつ使用できる。

 また、上面カバーは閉めた後に四隅をネジで固定するが、このネジ穴を隠すためのキャップが付属するあたりもなかなかユニーク。そのほか、PCIスロット用ライザーカード、ファンコントローラなどが付属する。

 なお、2003年11月に同様の製品をスリートップ2号店が同店オリジナルPCとして展示している。

□関連記事
【2003年11月29日】せんべい缶風のMini-ITX対応キューブ系PCが近日発売
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20031129/etc.html#senbei

 (デザインテクニカ CUBE CL-10000)

[撮影協力: OVERTOP]


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