FSB 400MHz/デュアルチャネルDDR400サポートの「KT880」チップセットを搭載する初の製品が登場した。製品はSOLTEK製Socket Aマザーボード「SL-KT880E-RL」で、実売価格は9,418円~11,340円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
KT600の上位モデルとなるKT880は、新たにデュアルチャネルDDR400に対応したのが主な特徴で、FSB 400MHzやAGP8Xをサポートするのは従来どおり。最大対応メモリ容量がKT600の4GBから8GBに倍増したのも注目といえるだろう。サウスブリッジはKT600と同じVT8237を採用している。
ただし、「SL-KT880E-RL」はDIMMスロットが2本で最大2GBまでの対応となっている。主な機能は10Base-T/100Base-TX対応LAN、6チャネル出力サウンド、Serial ATA RAID(RAID0/1対応)。
なお、マニュアルにはGigabit Ethernet対応の「KT880E-GR」やLAN機能非搭載の「KT880E-R」といったバリエーションモデルに関する記述もあり、いずれ出回るものと見られる。
□KT880(VIA Technologies)
http://www.via.com.tw/en/k7-series/kt880.jsp
□SL-KT880E-RL(Soltek Computer)
http://www.soltek.com.tw/soltek/product/products_all.php?isbn_st=SL-KT880E-R/SL-KT880E-RL
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【2004年3月13日】KT880搭載マザーとnForce3 250搭載マザーの展示開始
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20040313/etc_nev88.html
| (SOLTEK SL-KT880E-RL) |
[撮影協力: TSUKUMO eX.]