COOLER MASTERからフロントパネルにアナログのサウンドメーターを内蔵したミドルタワーケース「Centurion 4」が登場した。
ツクモケース王国が台湾から直輸入した製品で、実売価格は13,440円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
「Centurion 4」の魅力は、肉厚アルミのフロントパネルの下部に設けられたアナログメーターの存在。無骨な素材感と知的なパーツの組み合わせがなんとも魅力的だ。アナログメーターはサウンド出力に連動するもので、デザインは同社のアナログメーター付きファンコントローラ「Musketeer」と同じく青く光る背景に赤い針という配色になっている。また、ボリュームつまみやUSBコネクタなどが本体両サイドにあるのも特徴だ。ハイエンドオーディオのデザインに似たところもあり、高級感を求めるマニア心をくすぐる製品と言えそうだ。
ドライブベイに「Musketeer」を取り付ければどんなケースでもアナログメーター付きPCケースになるとはいえ、これでは後付け感がぬぐえず、初めからフロントパネルと一体化しているほうがビジュアル的には魅力が大きいのは確か。
PCケースとしての基本的なスペックは、5インチベイ×4、3.5インチベイ×2、3.5インチシャドウベイ×4。サイズが幅205×高さ440×奥行き475mm。シャーシ自体はスチール製で、フロントパネル部のみがアルミ製。電源は搭載していない。
在庫は少量のみというから入手したい人は早めに確保しなければならないが、今回はあくまでも輸入品のためで、国内向けの製品が出回れば入手性は改善されるはずだ。
| (COOLER MASTER Centurion 4) |
[撮影協力: ツクモケース王国]