LGA 775への対応をうたう初のCPUクーラー。Socket 478/A/754にも対応した大型の製品で、ヒートパイプを「足」のように使う独特なデザインも特徴。 基本構造は、CPUに接する受熱部とファンがついている放熱部に大別され、両者間は6本のヒートパイプで接続される。放熱フィンはヒートパイプだけで支えられる形だが、「フィンの素材をアルミにしたため、パフォーマンスを悪化させることなく、軽量化を実現できた」(メーカーのThermalTake)という。CPUクーラー全体の重量は640g。 搭載ファンは9cm角/21dBタイプ。標準装備のファンに加え、さらにもう一つ8cm/9cm角ファンを追加することもできるという。 対応CPUはPentium 4 3.2GHzやAthlon 64/XP 3200+など。 なお、現在販売実績のある唯一のLGA775マザーボード「SL-865PRO-775」が備えるCPUクーラー用電源コネクタは非常に珍しい4ピンタイプで、現在一般的な3ピンタイプとは異なるもの。この製品が備える電源コネクタも「3ピンのみ」とされているため、マザーボードから電源をとるかたちではLGA775マザーボードで利用できないものと思われる。 □関連記事 【4月17日】SL-865PRO-775(今週見つけた新製品) http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20040417/ni_i_ml.html#sl865pro775
[撮影協力:OVERTOPと高速電脳]
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