DDR DIMMスロットに挿すことでメモリバス上の電源を安定化できるという玄人志向ブランドの電源安定基板。 高性能コンデンサ「POS-CAP」を搭載し、メモリアクセス時に発生する電圧の変動を低減、結果としてシステムの動作を安定させることができる、というのが原理という。また、環境に応じて適切な利用法ができるよう、基板の上下にコネクタがついており、一方にはメモリバスのターミネーション機能がついているという。この機能は「マザーボードとDIMM仕様のミスマッチを解消する効果がある」(玄人志向)そうだが、逆に「マザーボードとDIMMの組み合わせがうまくいっている場合は逆効果になる場合もあるため、通常は利用しない機能」(同)だとか。 このほか、ケース内を照らすLEDや、「SPDアクセスLED」を備えるといった特徴もある。 付属マニュアルには、先行モニター販売で「NO-DIMM184」を入手したユーザーによるレポートが掲載されており、特定の組み合わせで発生していた不具合が解消した例や、変化がなかったとする例などが確認できる。 □関連記事 【2月28日】玄人志向のDDR SDRAM向け電源安定化カードが展示中 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20040228/etc_nodimm.html 【2003年6月14日】PCI上の電源ノイズを吸収する?PCIカードが玄人志向から登場 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20030614/etc_nopci.html
[撮影協力:パソコンハウス東映]
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