スペックレベルでは過去最大となる最大出力750WのATX電源「DSRP750PANA」がSNEから発売された。実売価格は28,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。高負荷時でも高い静粛性を確保できるという松下(Panaflo)製ファンを搭載するのも注目点だ。
現在大容量と呼ばれる電源の容量は600~650W辺りが主流だが、「DSRP750PANA」はそれを上回る750Wという容量を実現しているのが特徴。ただし、この数字は「OverPowerProtection130%」(同社表記)における最大値で、標準出力は520Wとされている。とくに電力消費の大きい機器と組み合わせる場合は、各電圧で目的の電流値が確保されているかどうかを、Webサイトやパッケージに記載のスペック表で事前に確認したほうがよさそうだ。
また、HDD/CPUの両系統を分離した12V電源回路を採用しているほか、高い静粛性を持つという流体軸受けのPanafloファンを採用しているのも特徴。ファンのノイズレベルは低負荷時で12dB、高負荷時で21dBとしており、静音タイプの大容量電源としても注目されそうだ。マザーボード用電源コネクタは24ピンで、20ピンへの変換コネクタのほか、Serial ATA用変換アダプタなどが付属している。
このほか同社からは、同仕様のPanafloファンを搭載した700Wモデル「DSRP700PANA」(標準出力460W)と650Wモデル「DSRP650PANA」(同400W)が発売となっている。実売価格は「DSRP700PANA」が23,800円、「DSRP650PANA」が18,800円。
□DUAL SILENT REAL POWER(SNE)
http://www.sne-web.co.jp/dsrp700pana.htm
| (SNE DSRPシリーズ) |
[撮影協力: テクノハウス東映]