【 2004年5月29日号 】
1.2GHz動作のMini-ITXマザー「EPIA-MII12000」が登場
EPIA MII 1200EPIA MII 1200
EPIA MII 1200EPIA MII 1200
 CF/PCカードスロットを搭載するCPUオンボードのVIA製Mini-ITXマザーボード「EPIA MII」シリーズで上位モデルとなる動作クロック1.2GHzの「EPIA-MII12000」が発売となった。実売価格は31,200円~32,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。テクノハウス東映では搭載CPUを「C3(Nehemiah)」と表示している。

 「EPIA-MII12000」は2月に登場した動作クロック1GHzの「EPIA-MII10000」の高クロックモデル。主なスペックの違いはCPUクロックのみで、チップセットにApollo CLE266+VT8235を採用するほか、CF/PCカードスロットやS-Video出力コネクタを備える点に変わりはない。CPUには「EPIA-MII10000」と同様に最初からファンが装着されている。

 小型マザーボードのマーケットにおいては、高いパフォーマンスが期待できるPentium M対応マザーボードが登場するなど、性能面では最近やや圧され気味の感もあるVIAだが、価格の安さではまだ「EPIA」シリーズに分があり、今回の「EPIA-MII12000」もコスト重視派にとっては魅力的な選択肢となりそうだ。

 ちなみに、組み込み向けCPUの新製品として、AMDが24日(月)に低消費電力を実現した「Geode NX」を発表している。製品の具体的な発売予定はまだ見えないが、小型PCユーザーにとっては注目の存在と言えるだろう。

□EPIA MII(VIA Technologies)
http://www.viamainboard.com/product/epia_MII_spec.jsp?motherboardId=202
□関連記事
【2004年5月24日】AMD、組み込み向けx86プロセッサ「Geode NX」(PC Watch)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0524/amd.htm
【2004年4月10日】裏面がフラットなMini-ITX対応Pentium Mマザーが発売に
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20040410/etc_lv671ns.html
【2004年2月21日】EPIAシリーズにACアダプタ対応とCF/PCスロット搭載モデル登場
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20040221/etc_epiamiitc.html

 (VIA EPIA MII 1200)

[撮影協力: テクノハウス東映高速電脳]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。
[前の記事]: Athlon 64 3400+のCGリビジョン登場、2.4GHz動作に
[次の記事]: 隣接スロットを占有しないVGA用大型ヒートシンクが展示中

[ Back ]戻る  

Copyright (c) 2004 Impress Corporation All rights reserved.
E-Mail:akiba-pc-info@impress.co.jp