漢字やビットマップイメージも表示可能という高精度のノリタケ伊勢電子製USB 1.1接続VFDモジュール「SCK256×64D-3101-A」がUSER'S SIDE本店に入荷、販売が始まった。実売価格は27,090円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。同店では動作デモも実施中だ。
このVFDモジュールは、7月上旬に同店が展示していた高級PCケース「PCM-S1」のデモ機に内蔵されていたもの。USB経由でPCから表示したい文字やイメージを転送し、転送後はPCと切り離して単体でメッセージパネルなどとして利用できる。モジュールの動作には付属のACアダプタによる電源供給が必要だ。
これまでアキバで販売された主なVFDモジュールとの大きな違いは、表示画面の精度の高さだ。「SCK256×64D-3101-A」では、256×64ドット(ドットピッチ0.45mm)の画面に最大16文字×4行の出力が可能。付属のメッセージ作成/転送ソフトウェアは、表示データに漢字やビットマップイメージが指定できるほか、文字フォント(TrueTypeフォント使用可能)やサイズの指定、さらに異なる文字サイズの混合なども可能と自由度も高い。国内メーカーによる製品で、ソフトなどが日本語表記で扱いやすいという点もメリットと言えるだろう。
同店は、来店者がソフトの操作などを自由に行なえる状態でデモPCを設置している。VFDモジュールとしては比較的高価で手が出しづらい印象もあるが、興味のある向きは同店のデモ機で機能や精度の高さをまず体感してみてはどうだろう。
なお、同店によると、同社ではさらに横長のタイプや5インチベイ内蔵タイプのほか、MP3再生ソフトとの連携機能をもった作成/転送ソフトなども企画中とのことで、こちらも楽しみだ。
□SCK256×64D-3101-A(ノリタケ伊勢電子)
http://www.noritake-itron.jp/kit/sck3k.htm
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| (ノリタケ伊勢電子 SCK256) |
[撮影協力: USER'S SIDE本店]