AMDのエントリー向けCPUのSempronで最下位となる2200+(1.5GHz)と2300+(1.583GHz)のSocket Aタイプ2モデルが発売、これでデスクトップ向けSempronの発表済みラインナップが全て店頭に出揃った。両モデルともバルク品で、実売価格は2200+が5,270円~5,980円、2300+が6,268円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
CPU表面に記されているOPNは、2200+が「SDA2200DUT3D」、2300+が「SDA2300DUT3D」で、これまでに登場したSocket Aタイプとはモデルナンバーを示す4桁目からの4桁の数字が異なるのみ。主なスペックはFSB 333MHz、2次キャッシュ容量256KB、動作電圧1.6Vとなっている。
なお、8月13日(金)までに公開されたデータシート「AMD Sempron Processor Model 10 with 256K L2 Cache Data Sheet」には、OPNの異なる2800+(SDC2800DUT3D)と2200+(SDC2200DUT3D)の2モデルが掲載されている。いずれも動作クロック、FSB、2次キャッシュ容量、動作電圧など基本スペックに変わりはなく、TDPの標準値が55.9Wから49.4Wに減少しているのが主な違いだ。
□Sempron(AMD)
http://www.amd.com/jp-ja/Processors/ProductInformation/0,,30_118_11599,00.html
□AMD Sempron Processor Model 10 with 256K L2 Cache Data Sheet
http://www.amd.com/us-en/assets/content_type/white_papers_and_tech_docs/31994.pdf
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【2004年8月21日】Sempron 3100+がデビュー、シリーズ唯一のSocket 754版
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20040821/etc_semp31.html
| (AMD Sempronシリーズ) |
[撮影協力: クレバリー1号店]