7基の3.5インチベイを備えるモデルを含むStands UniqueのAV機器風microATX対応デスクトップケース「Claritas」のサンプルがオリオスペック(外神田2-19-2 篠田ビル2F)で展示中だ。ATX電源対応の「Claritas 390M」とSFX電源対応の「Claritas 260M」で、各モデルともブラック/シルバーの2色を9月末入荷予定としている。予価は「390M」が69,800円、「260M」が67,800円。電源は非搭載。
ヘアライン加工されたアルミ筐体の質感やシンプルなフロントパネルなどデザイン面が目をひく両モデルだが、機能面も要注目。「390M」はmicroATX対応ながらなんと7基もの3.5インチシャドウベイを装備し、そのうちの4基は左右のサイドパネルを用いたもので(左右各2基)パネルによる放熱効果もあるという。標準的なATXサイズの電源が使えるのも魅力だろう。筐体サイズは高さ157×幅440×奥行き390mm。
ただし、サイドパネルに搭載するHDDには事前にアタッチメントの取り付けが必要。製品にはこのアタッチメントが1個のみ付属しており、4基全て使う場合はオプションのアタッチメント(入荷予定あり。価格未定)を購入することになる。
また、電源ベイの構造が特殊で、縦置きに設置したATX電源の一部が筐体底面から張り出す点も要注意と言えるかもしれない。張り出た部分は他の3個のフットと一緒に筐体を支えるようになっている。
一方、「260M」は高さ150×幅440×奥行き260mmと、一般的なHTPC向けケースに比べて奥行きが短いのが注目点。3.5インチシャドウベイ2基、SFX電源に対応など、「390M」に比べれば自由度は低いが、省スペース性重視ならこちらが有力候補となりそうだ。
このほか、ユニークな光学ドライブトレイ用カバーも特徴のひとつで、カバーをトレイ開閉ボタンに密着させることで、カバー全体が開閉ボタンとして機能するようになっている。光学ドライブは5インチサイズが搭載可能だ。
□Claritas(Stands Unique)
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| (Stands Unique Claritas) |
[撮影協力: オリオスペック]