ハッカーやウイルスからガードするため、PCを物理的にLANから遮断してしまうというユニークなセキュリティ対策アイテムが発売になった。
PathLockの「e100 NETimer」というLANとPCの間に接続する小さなアダプタで、ボタンを一度押すとLANと接続され、1時間のタイマーが切れるとまた物理的に遮断される仕組みになっている。
実売価格は3,780円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
「e100 NETimer」はその名前どおり“ネットワークタイマー”とでも呼べそうな製品で、本体に繋いだLANケーブルの接続を内蔵タイマーによって物理的に切断する機能を持っている。
使い方は、「COMPUTER」「NET」の各LANコネクタにPCやADSLモデム、HUBなどを繋いで「CONNECT」ボタンを押すだけ。すると繋いだ2つの機器のネットワークが接続され、1時間が過ぎると切断される。接続中に「CONNECT」ボタンを押せばタイマーを1時間延長できる。「DISCONNECT」ボタンで即座に切断することも可能だ。
利用法は様々だが、例えばADSLモデムとPCを繋げれば、インターネットへ長時間接続することで起こり得るウイルス感染を防ぐことができる。時限式のサーバーを公開する場合にも有用だろう。
LANコネクタは10Base-T/100Base-TX対応。動作には付属のACアダプタによる電源供給が必要になる。
□e100 NETimer(PathLock)
http://www.pathlock.com/details.htm
| (PathLock e100 NETimer) |
[撮影協力: ぷらっとホーム]