DVD+R DLメディアの海外ブランド製品が出回りはじめた。台湾RITEK製のメディアでリーダーメディアテクノから販売されている。ブランドは「All Ways」。これまでは国産ブランドの三菱化学製メディアしかなかったが、これでDVD+R DLメディアの流通量や価格の動向に変化がおこりそうだ。
実売価格は890円~1,048円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
三菱化学製メディアもこれまでに週末限定などで1,000円未満で販売されたことはあったが、通常の相場価格は1,100円~1,300円程度と1,000円を上回る。今回のRITEK製メディアは1層DVDメディアに比べればまだまだ割高ではあるものの、少しでも安いDVD+R DLメディアがほしい人にとっては要チェックの製品だ。
また、これまで三菱化学が事実上独占状態だったDVD+R DLメディア市場に安価の海外ブランドが参入したことで、市場全体の低価格化が進む可能性もある。メディアの価格の高さからDVD+R DLの利用を思いとどまっている人には、こちらへの期待も大きいだろう。
なお、新しいメディアということで、ドライブ側のファームウェアでの対応については注意が必要だ。ツクモパソコン本店IIのテストでは、最新ファームウェアを使った場合、LG電子 GSA-4120Bは正常に書き込みできたものの、NEC ND-3500では書き込みできなかったとのこと。
□DVD+R Double Layer(RITEK)
http://www.ritek.com/ch/products/pro-dvd+rdl.htm
| (RITEK製品) |
[撮影協力: ツクモパソコン本店IIとWonderCity秋葉原店]