Pentium MマザーボードでSocket 478対応CPUクーラーを使用可能にするという高さ調整用の銅プレート「KD-479CopperPlate」が高速電脳で販売開始となった。同店のオリジナル製品で、実売価格は315円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
PFUの「PD-41PM160M1」や先週発売となったAOpenの「i855GMEm-LFS」といったPentium Mマザーボードは、Socket 478マザーボード互換のCPUクーラー用リテンションを装備しているが、そのままではSocket 478対応のCPUクーラーは使用できない。CPUコアが剥き出しのPentium MとCPUコアにヒートスプレッダを装着しているPentium 4ではCPU全体の高さが異なるためだ。
そこで登場するのがこの「KD-479CopperPlate」という銅製のプレート。使い方は実に簡単で、プレートの両面にグリスを塗ってCPUコアとクーラーの間に挟むだけ。プレートの厚みでCPUの高さを補いクーラーと密着させるというわけだ。
当然プレートを挟む分、熱伝導率は多少下がるが、多数の製品が出回っているSocket 478対応クーラーが流用できるのは大きなメリット。大型ファンを搭載したクーラーやファンレスヒートシンクなどを使って静粛性を高めたいといった場面でも役立ちそうだ。
□KD-479CopperPlate(高速電脳)
http://www2.ko-soku.co.jp/sales/kd_mobile.htm
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【2004年3月6日】COOLER MASTER製のPentium M対応CPUクーラー発売
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| (高速電脳 KD-479CooperPlate) |
[撮影協力: 高速電脳]