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【855GMEm-LFS】 | 【ついに入荷】 |
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【同梱CPUファン】 | 【オーバークロック可】 |
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【クロック設定画面】 | 【無音PCが作れる?】 |
自作ユーザー待望の低価格Pentium Mマザーボード、AOpen「i855GMEm-LFS」が発売になった。CPUソケットはSocket 479Mで、フォームファクタはmicroATX。実売価格は29,780~29,923円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
自作市場でのPentium M普及の牽引役として、ショップの期待も大きいようだ。
●初の一般向け製品
Pentium M対応マザーボードは、これまで「工業向けモデルの転用」というかたちでの販売が中心だったが、ようやく自作メジャーブランドの製品が発売されたことになる。価格やサポート面はもちろん、これまで少なかった「マニア向け機能」の充実など、期待できる面は多そうだ。
デュアルGigabit Ethernet、IEEE 1394、Serial ATA II(RAID 0/1対応)、VGA、5.1チャネル出力対応サウンドといった豊富なデバイスを搭載する「i855GMEm-LFS」は、機能的には他のコンシューマ向けマザーボードとほぼ同レベル。microATXフォームファクタの基板はもちろん、I/Oパネル部のレイアウトも一般的と言えるものだ。
●3万円を割る価格
そして多くの自作ユーザーにとって何より嬉しいのが、3万円を切るその価格だろう。これまでに登場しているSocket 479Mマザーボードは工業向けとされるものがほとんどで、価格も4万円以上が中心となっていて手が出しにくい印象があったが、低価格でコンシューマ向けと言えるこの「i855GMEm-LFS」がそうした従来の印象を払拭する存在となるのは間違いない。
CPUはDothan/Baniasコア対応。AGP(4X対応)×1、PCI×3、DIMM×2(DDR333対応、最大2GB)の各スロットを装備している。付属品はI/Oシールド板、Serial ATAケーブル、Serial ATA電源ケーブル、CPUクーラーなど。
●AGPの仕様制限に注意
ただし、AGPがチップセットの使用上4xまでで、NVIDIA製ビデオチップ搭載ビデオカードを利用する場合にはBIOSの設定が変更になるので要注意。動作確認済みのビデオカードはAOpenのWeb上で随時公開していくという。
また、テクノハウス東映とパソコンショップ アークによると、初回出荷分についてはSilentTekユーティリティソフトが同梱されていないため、Webからダウンロードする必要があるという。これを利用することで、SpeedStep対応となり、1MHz単位でのFSB変更、PC再起動不要でCPUクロック変更が可能になるという。
□i855GMEm-LFS(AOpen)
http://aopen.jp/products/mb/i855gmemlfs.html
http://swe.aopen.com.tw/testreport/mb/
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http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20040911/etc_i855gme.html
| (AOpen i855GMEm-LFS) |
[撮影協力: TSUKUMO eX.と俺コンハウスとパソコンハウス東映とドスパラ アキバ店]