フェイス秋葉原本店でLGA775版Pentium 4に対応する同店オリジナルの17インチワイド液晶(1,680×1,050ドット)搭載ノートPC「Progress XG」のデモがスタートした。11月発売予定で、PC自作キットでの販売も検討中という。
CLEVOのノートPC自作キット「D900T」がベースというこの「Progress XG」は、一見するとかなり大柄のノートPCだが、タワーケースでも冷却に一工夫が必要になることも少なくないLGA775版Pentium 4に対応しているというから、スペックの点でもヘビー級と言える。ただし、デモ機の底面にある通気口からはWindows XPがアイドルの状態でも熱風が出ている状態で、設置場所を選びそうな雰囲気だ。
デモ機が搭載しているCPUは、Pentium 4 550(3.4GHz)。チップセットはi915P+ICH6、ビデオチップはGeForce Go 6800(256MB、PCI Express x16接続)をそれぞれ採用。メモリスロットはDDR2 SO-DIMM×2。
筐体はサイズ幅397×高さ49.5×奥行き298mm、重量5.2kg(バッテリ込み)で、2.5インチ/9.5mm厚HDDとスリムタイプ光学ドライブが各2基内蔵できる。HDDを2基内蔵する場合はPROMISE製コントローラによるRAID 0機能が使用可能だ。ただし、バッテリについての詳細は不明。
完成PCの価格はPentium 4 530、メモリ512MB(PC2 4300)、HDD 80GB、DVD±RW/RAMドライブといった標準構成の「Progress XG45300/DVD±RW」が267,540円(BTO対応)。IEEE 802.11g準拠の「ワイヤレスLANモジュール」(5,800円)や「TVチューナー&キャプチャーモジュール」(10,000円)といったオプションも用意されている。
LGA775版Pentium 4を搭載したポータブルPCや省スペースPCが欲しいという人には注目の製品だろう。なお、自作キットで販売する場合の予価は約19万円になるとしている。
□Progress XG(フェイス)
http://www.faith-go.co.jp/org_pc/progress_xg.asp
□Clevo Computer
http://www.clevo.com.tw/
| (Intel Progress XG) |
[撮影協力: フェイス秋葉原本店]