【 2004年12月4日号 】
プレクスター製DVD-R DL対応予定ドライブ採用製品が登場
DVM-DM16FBSDVM-DM16FBS
DVM-DM16FBSDVM-DM16FBS
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 8倍速でのDVD+RW記録などに対応するプレクスターの「PX-716A」を採用したATPI接続内蔵DVD+R DLドライブ「DVM-DM16FBS」がバッファローから発売となった。実売価格は15,800円~17,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 なお、ツクモパソコン本店IIによればプレクスター純正品「PX-716A」は11日(土)発売予定という。

 「DVM-DM16FBS」の採用ドライブ「PX-716A」は、DVD+RWの記録速度で業界最速となる8倍速や、16倍速フルCAV方式でのDVD±R記録を実現。挿入されたメディアの特性やメディアに合ったライトストラテジーをドライブが学習し、内蔵フラッシュメモリに記録していくことで、未知のメディアに対する記録品位も上げることができるという独自機能「AUTOSTRATEGY」を搭載するのも特徴だ。そのほか、メディアの傾き具合などを捉えて正確なレーザー照射を行なう「INTELLIGENTTILT」、メディアに合った記録速度を自動選択する「POWERREC」といった記録品質向上に貢献する機能を搭載している。

 もう1つ注目されるのが、ファームウェアアップデートにより2層DVD-Rメディア「DVD-R DL」に対応予定とされている点だ。2層メディアはDVD+R DLが普及しつつあるが、DVD-R DLはDVD-Videoプレイヤーとの親和性などを重視する人にとっても期待の存在だろう。同社では今月中旬にファームウェアを公開する予定としている。

 ただし、8倍速記録に正式対応したDVD+RWメディアは未発売。「DVM-DM16FBS」のパッケージや同社Webサイトでの対応メディアに関する情報公開も行なわれておらず、現時点では実質的に機能は利用できない状態だ。

 このほか、ATAPI-Serial ATAインターフェイス変換基板が標準添付されているのも大きな特徴と言える。これにより、一般的なATAPI(IDE)接続のドライブとしても、Serial ATA接続のどちらでも使えることになる。

 主なスペックは、記録速度がDVD+R DL 4倍速、DVD±R 16倍速、DVD+RW 8倍速、DVD-RW 4倍速、CD-R 48倍速、CD-RW 24倍速、バッファ容量が8MB。付属品はATAPI-Serial ATAインターフェイス変換基板、Serial ATAケーブル、交換用フロントパネル(ブラック)、ユーティリティCD-ROM(ドライバ、ソフトウェア「Sonic MyDVD Ver.6」「Sonic RecordNow! Ver.7」などを収録)など。


□DVM-DM16FBS(バッファロー)
http://buffalo.melcoinc.co.jp/products/catalog/item/d/dvm-dm16fbs/
□関連記事
【2004年11月16日】プレクスターの16倍速DVD±Rドライブ「PX-716A」レビュー(Hothotレビュー/PC Watch)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/1116/hotrev255.htm
【2004年11月11日】プレクスター、DVDドライブPX-716シリーズの発売を延期(PC Watch)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/1111/plextor.htm
【2004年10月2日】DVD-R DL対応予定のプレクスター製DVDドライブが予約受付中
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20041002/etc_px716apre.html

 (バッファロー DVM-DM16FBS)

[撮影協力: ツクモパソコン本店IITSUKUMO eX.]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。

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