ボタン1つで無線LANやインターネットを個別にオフできる「クイックボタン」や、USBメモリを経由した無線LAN設定機能を搭載したアイ・オー・データ製ルータ。「目に見える操作」がコンセプトという。対応規格はIEEE 801.11a/b/g(同時利用可能)。 最大のウリである「クイックボタン」は本体横に4つ用意された丸形のボタン。それぞれ「ワイヤレス」「インターネット」「セキュリティ」「USB」と書かれており、押下することで無線LANのON/OFFやインターネットへの接続/切断、セキュリティ設定の変更などが可能。 また、残った「USB」ボタンは、もうひとつのウリであるUSBメモリ経由の無線LAN設定機能で使うもので、PC側の無線LAN設定をWindows XP SP2で搭載された「Windows Connect Now」でUSBメモリに転送、これをルータに差し込むことでルータ側が設定を認識して無線LANが使用可能になる、という仕組み。2台目以降のPCを無線LANに参加させる場合は、設定を保存したUSBメモリを使って簡単に設定することが可能。 今回発売された製品はルータ単品のみの「WN-APG/R」とIEEE 802.11a/b/g対応の無線LAN PCカードがセットになった「WN-APG/R-S」の2タイプ。両者ともに設定保存用のUSBメモリが付属している。
[撮影協力:ソフマップ1号店 Chicago パソコン・デジタル館]
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