EPIAシリーズのファンレスタイプで初の動作クロック1GHzモデルとなるCLE266+VT8237チップセット搭載Mini-ITXマザーボード「EPIA-MS10000E」がVIAから登場した。実売価格は26,218円~27,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
「EPIA-MS10000E」はファンレスで動作する1GHzのCPUを採用したEPIAシリーズマザーボード。EPIAシリーズで動作クロック1GHz以上のモデルは、ファン搭載タイプでは1.2GHzの「EPIA-MII12000」などが発売済みだが、ファンレスタイプは今回が初めて。基板上のコネクタなどを塞がないようにデザインされた大型ヒートシンクが特徴的だ。
スロットはPCI、SO-DIMM(DDR266、最大1GB)、CFが各1基。機能はVGA、TV出力、LAN、USB 2.0、Ultra ATA/133(2ポート)などを装備しているが、I/Oパネル部分にはVGAポート、LANポート、CFスロットのみが用意されており、それ以外のPS/2ポートなどはマザーボード上のヘッダピンから引き出す必要がある。
付属品はPS/2ケーブル、IDEケーブル、デバイスドライバ収録CD-ROM、クイックインストールガイド。I/Oシールド板や、ヘッダピンのピン配列などを記した詳細な冊子マニュアルは付属していないので要注意だ。
□EPIA MS(VIA Technologies)
http://www.viamainboard.com/product/epia_ms_spec.jsp?motherboardId=281
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【2004年5月29日】1.2GHz動作のMini-ITXマザー「EPIA-MII12000」が登場
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20040529/etc_mii1200.html
| (VIA EPIA-MS10000E) |
[撮影協力: テクノハウス東映]