メモリ電圧や動作クロック、温度などの実測値を表示できる10桁のLEDを備えたユニークなDDR DIMM。メーカーはCorsairで、対応規格はPC3200。512MB DIMM×2枚セットで販売されている。 ステータス表示用LEDは、DIMM上部に用意された専用コネクタに取付ける別モジュールとして用意されているもの。LEDの幅があるため隣接するDIMMスロットの上部を覆うかたちになるが、張り出す方向を右または左のどちらかで選択できるため、「隣り合う2つのDIMMスロットの両方にこの製品を取付ける」といったこともできる。なお、PC - LEDモジュール間の通信はDIMMを介して行う仕組みで、「LEDモジュールとPCを繋ぐ専用ケーブル」といったものは存在しない。 LEDが表示できるのはDIMM上で計測されたメモリ電圧/温度/クロックのほか、最大23文字までの任意の文字列で、さらに以前発売された「XMS PRO SERIES」と同じレベルメーター形式のメモリアクセスメーターもついている。 付属品は、センサー計測値の表示や表示文字列の設定が出来る専用ソフト「Corsair Memory Dashboard」(Windows XP用)と取付けマニュアル。印刷された詳細なマニュアルは付属しないが、これに関してはWebで公開されている。 表示の様子は店頭デモを行っているドスパラ秋葉原本店やドスパラ秋葉原 Prime館で確認可能。また、ドスパラ秋葉原本店によると「Corsair Memory Dashboardを使うことで他社製メモリのSPD内容も確認できた」という。 □関連記事 【2004年6月26日】メモリアクセス状況を表示する5インチベイユニットが発売 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20040626/etc_memmeter.html 【2003年9月27日】LEDレベルメーターつきの高速DDR SDRAMがCorsairからデビュー http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20030927/etc_xmspro.html
[撮影協力:USER'S SIDE本店とドスパラ秋葉原本店]
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