「Venice」と呼ばれる新しいEリビジョンのコアを採用したSocket 939版Athlon 64 3800+のデモがBLESS 秋葉原本店でスタートした。同店では入荷時期と価格は未定としているが、16日(土)に行われた日本AMD主催のイベント「AMD64 + Windows x64祭り」の中で、AMD代理店のCFD販売が「早ければ来週中にも出荷する」「従来コアとほとんど価格は変わらない」とコメントしている。
同店のデモ機はマザーボードにA8N-SLI、OSに64bit版のWindows XP Professional x64 Editionの評価版を用いたもの。マザーボードのBIOSは正式リリース版では現時点で最新のバージョン1004を導入している。
フリーソフトの「CPU-Z」で確認できるCPUのスペックは、動作クロック2,412.3MHz、製造プロセス0.09μm、電圧1.392V、リヴィジョンE3、2次キャッシュ容量512KB、SSE3搭載など。公式スペックは不明だが、現行リビジョンと主に異なるのはSSE3の有無のみのようだ。
同店はCPUを「SanDiego」コアのAthlon 64 4000+に変更してのデモも近日中に行なう予定としている。
なお、フェイス秋葉原本店では、SanDiegoコアのAthlon 64 4000+とVeniceコアのAthlon 64 3200+/3500+のサンプル展示を今週一時的に行った実績がある。
□日本AMD
http://www.amd.com/jp-ja/
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| (AMD Athlon 64) |
[撮影協力:BLESS 秋葉原本店]