キースイッチを1個ずつ着脱できるフリーレイアウトのUSB接続キーボード「DX1 Input System」がErgodexから登場、USER'S SIDE本店で販売中だ。英語版パッケージで、実売価格は27,090円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
一見、マウスパッドやタブレットのようにも見えるこの「DX1 Input System」は、ユーザーが自由にキーのレイアウトを決められるキーボード。ユニークなのはその構造で、25個ある各キースイッチの裏面に粘着シートが付いており、これを透明のトレイの上に貼り、さらにそのトレイをUSB接続のパッドの上に置くとキーボードとして機能するようになっている。キースイッチは1個ずつ独立しており、また貼ったりはがしたりできるので、手の形に合わせて並べたり位置を少しずらしたりといった自在なレイアウトが可能だ。
また、オプションのキースイッチとトレイを購入すれば、トレイを交換するだけでレイアウトを瞬時に変えるといったこともできる。そのほか、同店によれば25個のキーの追加も可能という。ただし、これらオプションの入荷告知はなされていない。
キースイッチは土台部分に1~25の数字(ID)が記されているだけで、キートップに文字や記号などの刻印はない(キーラベルが付属)。付属の専用ソフトでは各IDへのキー割り当てのほか、マクロ作成も行なえる。
英語版パッケージのため日本語マニュアルがない点には要注意だが、キーの細かい位置決めができる自由度の高さはこの製品ならでは。ゲーマーやアプリケーションのヘビーユーザーなど、キーボードのレイアウトにこだわる人なら要チェックだろう。
□DX1 Input System(Ergodex)
http://www.ergodex.com/content.php?id=12
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| (Ergodex DX1 Input System) |
[撮影協力:USER'S SIDE本店]