初のExpress Card型拡張カード。発売されたのはCFカード/マイクロドライブ用のアダプタで、メーカーはハギワラシスコム。「PCカードの5倍」という転送速度の速さをウリとしている。 Express Cardは、PCカードの後継として規格化されたノートPC向け拡張規格。ISAまたはPCIをベースとしていたPCカードと違い、PCI ExpressまたはUSB 2.0ベースで機能するのが特徴で、最大横幅がPCカードとほぼ同じ54mの「Express Card/54」と、より省スペースの34mm版「Express Card/34」に2タイプが規格化されている。 今回発売された製品は、「Express Card/54」に対応した製品で、コネクタ部分がくびれている以外は、PCカードと似た印象。なお、あくまでもストレージ向けアダプタとして設計された製品のため、通信カードやLANカードなど、メモリーカード以外では利用できないので注意が必要。 Express Cardに対応した製品としては、メーカー製ノートPCやノートPC自作キットが既に発売されている。 □関連記事 【4月16日】GPU交換可能なMXM規格の自作ノートPCキットがAOpenから http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20050416/etc_aopen1559.html
[撮影協力:ワンネス]
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