Celeron D初のEM64T搭載モデルとなるLGA775対応のプロセッサ・ナンバ331(2.66GHz)と351(3.2GHz)がリテールパッケージ品で発売となった。実売価格は331が9,954円~10,279円、351が16,243円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
いずれもまだ正式には未発表のモデルだが、331に関してはIntelのWebですでに製品情報が公開されている。
64bit OSをサポートする技術のEM64Tは、既にハイエンド/メインストリームPC向けCPUのPentium DやPentium 4などに搭載されているが、バリューPC向けのCeleronシリーズでは初めて。同じバリューPC向けCPUとして競合するAMDのSempronは正式には64bit OSをサポートしておらず、このジャンルではIntelが先んじた格好だ。
Celeron D 331と351のスペックはFSB 533MHz、2次キャッシュ256KB、SSE3、Execute disable bitサポートなどで、これらは既存のCeleron D 345Jなどと同じ。S-Specは331が「SL7TV」、351が「SL7TZ」。
なお、EM64T搭載のPentium 4 541と551も発売になっている。
□Celeron D(Intel)
http://www.intel.co.jp/jp/products/processor/celeron_d/
http://www.intel.com/cd/channel/reseller/asmo-na/eng/tech_reference/box_processors/int_inst_info/proc_comp_charts/182402.htm
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【2004年10月9日】LGA775版のCeleron Dが発売、NX bit有効の「J」付きモデル
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20041009/etc_celerondj.html
| (Intel Celeron D 331) |
[撮影協力:クレバリー インターネット館とクレバリー インターネット館]