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【Tomcat K7M】 | 【I/Oパネル】 |
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【Geode NX専用】 | 【ブロック図】 |
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【パッケージ】 | 【Gigabitモデルも】 |
Geode NXに正式対応するマザーボードでは初となるシングルCPUソケットタイプの製品が登場、KN400Aチップセットを搭載したFlex ATX対応Socket Aマザーボード「Tomcat K7M(S2498AGN)」がTyanから発売となった。
実売価格は23,940円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
●初のシングル製品
ファンレス動作も可能とあって静音PCマニアを中心に注目を集めるGeode NXだが、難点はやはり対応マザーボードの選択肢が少ない点だろう。正式に対応した製品に関しては、過去にTyan製Dual Socket Aマザーボード「Tiger MPX」の改造品も販売されているものの、当時の価格はCPU 2個とのセットで6万円弱とやや高価。そうした状況だっただけに、安価なシングルCPU対応の「Tomcat K7M」は、まさに待望の製品と言える。
●Geode NXのみに対応
「Tomcat K7M」はPCI×2、DIMM×2(DDR333、最大2GB)のスロットを装備。メイン電源ポートは20ピンATXのみで、4ピンATX12Vなどはない。CPUはGeode NX1750、NX1500、NX1250に対応するとされており、CPUソケット上にはGeode NX以外のCPUを使用しないようにとの注意書きシールが貼られている。主な搭載機能はVGA、Serial ATA、LAN、5.1チャネルサウンド。
付属品はSerial ATAケーブル、I/Oパネルシールド、FDDケーブルなど。マニュアルは付属CD-ROMにファイルとして収録されており、冊子マニュアルは付属していない。
●Gigabit LAN対応モデルも
AGPスロットを備えていないなど残念な点もあるものの、やはりGeode NXに正式対応しているのは「Tomcat K7M」の強み。この製品が自作ユーザーにGeode NXが広く普及するきっかけになるかもしれない。
なお、同店ではGigabit Ethernetも搭載したモデル(S2498AGNN)を今月下旬入荷予定としており、予約受け付けを行なっている。予価は27,090円。
□Tomcat K7M(Tyan Computer)
http://www.tyan.com/l_japanese/products/html/tomcatk7m.html
http://www.tyan.co.jp/S2498.htm
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【2005年2月26日】ファンレス1GHz動作の「Geode NX 1500@6W」がデビュー
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20050226/etc_gnx1500.html
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| (Tyan Tomcat K7M) |
[撮影協力:USER'S SIDE本店]