C3 1.2GHzでのファンレス動作が可能というスタイリッシュなMini-ITXケース「HM-ICD」がデザインテクニカから発売になった。実売価格は28,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
PC内部の熱をケース全体で放熱するスタイルの製品で、CPUとチップセットはケース本体とヒートパイプで接続する。この製品は4月に発売された自作PCキット「HM-CL100ICD」で使われていたケースを単体発売したもので、当時はC3 1GHzのマザーボードとセットになっていたが、今回の単体製品ではC3 1.2GHzまでのファンレス動作を保証するという。
サポートしているマザーボードは、C3オンボードMini-ITXマザーボードのEPIA-MII 10000/12000/MS12000など合計5種類。ドライブベイは「薄型光学ドライブベイ×1+2.5インチHDD×1」か「3.5インチHDD×1」の選択式になっている。電源は60WのファンレスACアダプタ。なお、「HM-CL100ICD」の姉妹モデル「HM-CL100」では拡張スロットが利用できたが、今回の製品ではブラケット穴が存在しないため、拡張スロットは利用できない。
小型な筐体ながら、細かい造形やブラックの塗装は高品質に仕上げられており、なかなか存在感がある。1.2GHzという高クロックででのファンレス動作可能な高品質ケースとして注目を浴びそうだ。
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【2005年4月23日】HM-CL100ICD(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20050423/ni_i_bb.html#hmcl100
| (デザインテクニカ HM-ICD) |
[撮影協力:スリートップ2号店]