GIGABYTEから同社初となる水冷CPUクーラー「3D Galaxy Liquid Cooling System(GH-WIU01)」が発売となった。実売価格は18,280円~19,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。CPUソケット形状はLGA775、Socket 478/754/393に対応しており、またパッケージでは未発表CPUの「Pentium D 950」「Athlon FX 59」にも対応すると記されている。
「GH-WIU01」は主に外部ラジエーター、タンク付きポンプ、8cmファン付きCPU冷却ヘッドの3点で構成されるPCケース据え付けタイプの水冷クーラーキット。PCケースの外部にラジエーター、内部にポンプと冷却ヘッドを設置し、専用ブラケットなどを通して内外の装置をチューブで接続する形になる。
チューブは比較的太いタイプを採用しており、これと強力なポンプを組み合わせることで1時間あたり400リットルの冷却液を循環させることが可能になったという。また、ポンプが水量低下や温度異常を検知した際に自動的にPCをシャットダウンする機能を持っているのも特徴だ。
付属品は、UV加工チューブ、冷却液、ファン回転数調整ダイヤルやチューブを通す穴などを備えた専用ブラケットなど。PCケースは7月に発売された同社の「3D AURORA」のほか、多くの製品に対応するという。
PCケースに据え付ける比較的コンパクトな製品ながら、Pentium Dにも対応するという冷却能力の高さは要注目。パッケージで「Pentium D 950」や「Athlon FX 59」といった未発表のハイエンドCPUへの対応をうたうあたりは、自信の表れと言えそうだ。
□GH-WIU01(GIGABYTE)
http://www.gigabyte.com.tw/Peripherals/Products/Products_GH-WIU01.htm
http://www.gigabyte.com.tw/Peripherals/News/News_134.htm
□関連記事
【2005年7月16日】GIGABYTEから初のタワー型PCケース「3D AURORA」がデビュー
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20050716/etc_3daurora.html
【2005年6月25日】GIGABYTEがCOMPUTEXに出品した最新製品を各種デモ
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20050625/etc_gigaexpo.html
| (GIGABYTE GH-WIU01) |
[撮影協力:高速電脳とドスパラ秋葉原本店とTSUKUMO eX.]